今週の日経平均─米国の行方から考えるべき1週間

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週末SQを迎えた日経平均は326.58円高、27900.94円で引けた。

ここしばらくのSQは陽線引けが続いており、ある程度想定はできたのだが、まさか27900円にまで届くとは思っていなかった。

これで金曜の朝に書いた内容はクリアとなったのだが、これで一安心かと思いきや、その晩のNYとナイトセッションの225先物がイマイチだった。

ダウ 日足

ダウはこれまで25日移動平均線の上に日足がいたのだが、ここへ来て移動平均線と交差してしまっている。

このまま25日移動平均線とともに下がっていくとなると、再び33300ドル割れとなり、200日移動平均線の32450ドルと75日移動平均線の31808ドルが見えてくるため、かなり下落を意識したくなる格好になるのだ。

FOMCを今週控えていて金利問題はこれで落ち着くかに見えてはいるものの、今度は企業業績への影響が現実化してくる時間帯に向かうことになるため、金利をネタにした金融相場から金利をネタにした業績相場へと移行していく。

ここで、それまでは金利上昇は諸刃の剣的な、いわゆる上昇の理由にも下落の理由にもなっていたのだが、ここからは単純に企業業績の足枷にしかならなくなるため、どうしても全体的に不利な状況になると思われる。

そうなると、今週のFOMC明け、その後のNYのSQ明けで動きが決まってくる。

そのNYの動き方が、日経平均に大きく影響するのは必至で、今週はそこを睨みながらの1週間となる。

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28000円が遠い

何度か書いてはいるが、28000円目前にしてもまだ遠い気がするのは錯覚ではないと思える。

日経平均 日足

現物のチャートだけ見ると、なんとなく「行けそうじゃないか」と思ってしまう。

225先物 日足

だが、少なくとも今朝は先物に鞘寄せして始まるため、27750円付近から始まるのであれば、現物の陽線の1/2付近となるため、引け値にもよるのだが、「半値戻しは全値戻し」という格言をもとにすると、再度、27600円台へと向かっていく可能性も否定できない。

これを覆すには、今日、しっかり陽線で引けてもらって、せめて27900円台に戻してもらう必要があるのだが、先物チャートの25日移動平均線がちょうど27930円となっており、ここで押さえられる可能性があり、上値目処となりそうだ。

なお、現物の直前の上昇トレンドレンジを今日まで伸ばすと、下限が28080円付近なので、ここが上出来ライン、あるいは合格ラインとなりそうだが、流石に難しいと考えている。

いずれにしても、今週はNYの様子を伺いながらの1週間となるため、動き方はセンシティブになりやすく、場合によっては先に崩れ始める可能性もあるため、要注意な週となろう。

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