ダウは新たなトレンドに乗ったのか?
昨晩のNYはCPIの予想以上の数値で12月の利上げ予想が0.5となり、NY市場は軒並み騰がった。
ダウは1201.43ドル高の33715.37ドルと3.7%も上昇、NASDAQは760.97ポイント高でこちらは7%以上、S&P500も5%以上の上昇となった。
米国CPIが予想よりも低く0.3%となり、インフレ懸念が払拭され、利上げペースが落ちる事がほぼ確定したと見た市場は位置はなく反応。
その結果が上記の通りだが、いやはや、やはり予想や期待をある意味よく裏切ってくれる相場だ。
正直まだ疑問も残るのだが、今晩押したとしても来週から新たなステージに入るのであれば、ここは短期的な上昇トレンドとして、あるいは急な形にはなるが10月中旬からの上昇トレンドとしてみていくことになる。
まずは今晩と週明けの様子を見てからだが、今度こそ期待通りに進んでくれるありがたいのだが。
先物は27900円台、日経平均の最初の目標は28132円
ナイトセッションの225先物は再び騰勢を強め、今朝の終値は27970円となり、CME先物は先程28000円をつけていた。
今日の日経平均は予想など要らないだろうが、ともあれ28000円台回復となり、そこからどこまで上がれるか。
まずは9月の窓埋めが最初の関門で、今日達成するとなると1000円以上の上昇が必要となり、流石にそこまではと思うが、窓の下限の28132円には届いて欲しいところだ。
ちなみに個人的な短期上昇トレンドレンジがこれで再度生きてくるとするなら、28100円付近が今日のところは上値になる。
また、先物のチャートでもレンジ的には28130円付近となるので、その辺りで止まるのか、あるいは予想を再度裏切ってさらに上昇するのか、はたまた寄り付き天井となるのかは相場次第だろう。
まずは投資家たちがどのように出るのか注目したい。
この位置から再度買いに走るのか、手元に残した銘柄に対して「売らない強気」が出来るがどうか、相場を眺めてみたい。
そうそう、今日はSQだということをすっかり忘れていたが、今回はいずれにしてもここまでの流れで28000円が鍵となっていたのだが、寄り付きの値段以外は関係ないので、かえって寄り付きが抑えられた方が、今日は伸びが良くなるから、できるだけ売り方には頑張っていただきたいところだ。
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