昨晩のNYはダウが反落、ナスダックは横這いだった。
ISM製造業指数が予想よりも3%ほど高く、インフレ懸念が再び悪化したとのことで、S&P500をダウが影響を受けた格好。
景気はいいがこれ以上は困るという何とも言えない結果ではあるが、致し方のないところ。
ダウは再び平行チャンネルの下に落ちてしまったが、今週末まではどうしようもないだろう。
そう言った意味でナスダックは小幅続落で済んだとも言える。
上げも下げも確固たる理由が見つからない、指標待ちの状況下であるという証左でもある。
今晩も指標がいくつか出るので、それらの内容次第では一段下がる可能性もあるため、注意は必要だが、結局週末に大きく動くのだろうという想定をしつつ、上も下も準備はしておくべき所だろう。
先物は横這いと言っていい範疇、日経平均は反発なるかどうか
先物は80円高、39950円の引け。
最近の動きからすれば80円高は横這いと言っていいだろう。
そう言った意味で日本市場もNYの結果待ちなところもありそうだが、日経平均としてはここで多少なりとも戻しておいてもらいたいところ。
昨日の陰線本体の半値は340円ほどなので、40210円を抜けていければ半値戻したことになるのでなんとか上昇を維持できることになる。
一方で反発したとしても1/3戻し程度、40100円付近までで止まってしまうと、短期的には弱気な発想に切り替える必要がありそうだ。
もちろん、40000円を抜けられない時点でもう一段の下げが想定されてしまうので、今日はなんとか最低でも40000円で踏ん張ってもらいたいところ。
それすら叶わないのであれば、週末まで黙って眺めつつ、木曜までに少し仕込んでおくくらいの消極的なスタンスで臨むべきだろう。
もちろん資金に余裕があるなら、ここは買い場だ、と勇んでみてもいいかもしれない。
ただ、上も下もあるのでは、という踊り場の位置でもあるので、思い込みには注意したい。