昨晩のNYは結果はまちまちだった。
ダウは74ドル安の33852ドルでの引けとなった。
FRBパウエル議長の発言から7月の利上げ予想は70%台から80%台へ上昇し、それでもハイテク株は上昇したものの、半導体部門の下げが足を引っ張った格好のようだ。
チャート上では調整の範囲内としては十分なので、今晩の反発は期待しても良いのではないだろうか。
NASDAQは36ポイントと続伸して引けた。
数字上はそんなに大きな上昇ではないが、ダウ同様マイナス圏から始まってプラスで陽線引けなので、非常に良い形になった。
もう一本陽線が出てくれればさらに上値は期待できそうで、順調な戻りが見えてくる。
いずれも今晩への期待はそこそこ出てきた形だ。
先物33230円の引けで寄り付き高値期待
先物のナイトセッションは小動きながら高値圏で推移し、終値は33230円となった。
トレンドレンジの下限に沿う形での上昇となりそうで、今日あたり、レンジ内に戻ってきそうだ。
金曜の高値33520円が今日の上値目処と考えて良いだろう。
日経平均はそれを踏まえてのスタートとなるので、やはり金曜の高値である33533円付近、先物が上記の値段までならもう少し上はあっても良く、流れの中で木曜の高値付近、33600円台もあるかもしれない。
昨日の時点で金曜の半値戻しは達成なので、半値戻しは全値戻しともいうから、概ねこの想定でいいのではないだろうか。
下値は固ければ33000円まで
下値予想は33000円くらいというふわっとした数字になるが、これを割ってしまうと32900円割れもある。
仮にそこまで下げたとしても、終値で33000円以上をキープできるなら、上昇傾向は継続できるはずなので、なんとか保って欲しいところだ。
ちなみに終値ベースで32900円付近になると、昨日の陽線の半値押しになって先ほどの逆の意味で明日が辛くなる。
今日は実質月替わりなので、うまく耐えて欲しい1日だ。
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