昨晩のNYは反落。
Appleの出尽くしから下げが広がったようだがそれ以外のハイテク勢は堅調。
エネルギーセクターが厳しく、結果、ダウは199ドル安となった。
ダウやNASDAQの押し目
綺麗に1/3押しで止まっているので意外に無難な位置に見えるのだがどうだろうか。
相変わらずメディアの論調が「利上げ停止観測で楽観視」といった利上げに関する綱引きによるものになっているが、実際のところここまで拗れると投資家たちももうどっちだかわからないだろう。
少なくともチャートで見るだけなら急騰に対する利益確定うりが出た程度にしか見えないので、ここでは今晩追随するかでその先が見えてくるという判断が普通だ。
仮にこれが崩れるなら半値押しを過ぎて全値押しまであってもおかしくないので、まずはその確認が必要だろう。
NASDAQはここまでの上昇に対する押し目のタイミングがそろそろあってもいい頃だろうと思われる。
13000ポイントは割れることはなさそうなので、場合によっては一瞬で終わってしまう押し目かもしれないが、少なくともまだ流れは変わりそうにない気がしている。
ダウもそうだが、今晩の確認があって再度上昇もできなくはないので、日中の先物の動きを見つつ考えてみるのが良さそうだ。
日経平均は押し目なのか天井なのか
先物が一時32500円台に入ったのを見た時は、またかと思ったのだが、しばらくしてダウが下げるとこちらも追随するように勢いがなくなり、あっという間にマイナス圏に入っていった。
結果はこの通りだが、押し目と言えば押し目にも見えなくはない。
一方、日経平均としてはこの32120円はというと、
昨日の陽線の1/3押しほどの位置で、意外にいい位置だったりもするので、うまく立ち回れるならば切り返しも可能だろう。
ただ、昨日も書いたのだが、オプションのセッティングが32000円を中心としているようなので、この短期間ではもうそれほど動かしてこないように思うのだが、どうだろうか。
先物手口も絡んでくるので、この辺りの読みは正直素人でわからないのだが、32000円をあまりオーバーシュートすることはないとしたら、昨日のナイトセッションは行き過ぎだったのかもしれない。
何れにしても今日はこの位置、32100円台からのスタートとなりそうなので、押し目の日として、前場9時半から10時以降の動きに注意だろう。
そこで更に下げるようなら、一旦天井だったとの見方ができそうだ。
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