日経平均は寄り付き32000円割れの31988円からスタートしたものの、9時20分を過ぎると反発し始め、10時を過ぎてプラスに転じた。

結果、前引けは133円高の32350円となり、わずか20分ほどの押し目となった。
朝の懸念がすでにこれで払拭された格好だ。
ここからは再度上値目処の少ない青天井領域での動きとなるのだが、上昇するなら、という前提で話すと、まずは節目の32500円が目処となろう。
昨晩のナイトセッションで一時先物が32570円をつけたが、どもうその辺りが本来の今日の目処のように思える。

昨晩の記事でも書いたが、ドルベースで考えた場合は33000円台もそう高い位置ではないので、どこまで上がるかは正直神ならぬ外資のみぞ知る、といったところか。
天井意識を持っている間は上がる?
よくある話だが、警戒している間は上昇が止まらず、その警戒心が途切れた時に漸く天井となる。
こればかりは集団心理もあって全くタイミングが掴めないのだが、とにかく今は、それでもなお警戒しながらこの相場に付き合うべきだろう。
油断はならない。
いつでも飛び降りられるような姿勢で臨むのが、今の日経平均に付き合う最良のスタイルかと思われる。
仮にこれが今月いっぱい続こうとも、だ。
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