NYはNASDAQが牽引─先物主導で日経平均は31000円台再び

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昨晩のNYはダウが35ドル安と続落となったがNASDAQが大幅反発でS&P500を牽引する形となり、明暗が分かれた。

ダウ 日足

エネルギーセクターとインテルが足を引っ張った形と報道されているが、その裏では債務上限問題が片付きそうな気配になっており、漸くここで下げ止まるように見える。

そういう意味でダウは環境において素直な動きであり、次の利上げ停止までの間はここまでの押しに対する反発が期待できそうだ。

一方、NASDAQが強い。

NASDAQ 日足

グロース企業の業績、特にNVIDIAに対する評価は絶大のようで、ダウを押し下げたインテルを無視してここまでの動きを見せるとは驚いた。

これで上昇傾向は継続、FOMCが片付くとさらに勢いが増す可能性もあるが、そこは需給もあるのでもう少し様子は見ておくべきだろう。

何れにしてもNYは淡々とハードルを超えていき、素直な相場が続いている。

一方、為替は140円台をつけてなお堅調で、ここは昨年末の高値である141円台も視野に入ってきた。

ドル円 日足

日経平均同様、異様な強さで、債務上限問題はもう関係なく次は利上げ停止をどう折り込んでいくのか、と言ったところだ。

場合によっては再度利上げが行われる可能性もなきにしもあらず(とは言ってもかなり可能性は低い)で、そうなると踏んだ場合この上昇は納得できるのだが、実のところはどうだろうか。

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先物主導で31000円台に戻る日経平均

昨晩の日経先物は強かった。

225先物 日足

ナイトセッション入りしてから30900円台に入り、NYが開くと31000円台まで回復。

やはりこれが原動力となるのかはわからないが、今日の日経平均もこれにさや寄せするので、31000円台再び、となろう。

日経平均 日足

窓を開けての上昇となるだろうが、押しても戻る可能性は高く、週末であるにも関わらず強さを見せそうだ。

その場合は、週明けの月内最終を機に再度上昇、ということも視野に入れておくべきで、となると次の目標は31371円の奪還で、そこからが空白地帯の青天井となるためここから大きな夏までの相場が始まる。

かもしれない。

昨日発表された空売り比率が、トータルで45%を超えており、これは近来稀に見る高い値であり、これを踏み上げるとなるとそこそこの上昇が期待される。

ただし、当然のことながら、買いの手が続かなければこれが静かに消化されることにもなり、その場合は勢いは削がれるのだが、そのあたりは今日の結果と週明けを見てみないとわからないだろう。

何れにしても今日は売り方、ショート勢、インバース勢にとっては再びの正念場で、言い換えればここで天井を形成させるには、売り方があいきらめてロスカットすることが必要という、痛し痒しの状況であることは間違い無い。

あとは買い手がわが利食いを始めるか、くらいだろうか。

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余談

NASDAQのチャートと日経先物のチャートを比較すると、どうもNASDAQ x 1.5〜2 が日経先物の動きに見えてくる。

これぞ本当の意味でのレバナス??

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