昨晩のNYではダウが300ドルを超す反落となった。
先週末からの上昇分を打ち消したような陰線となってはいるが、それでもまだ高値圏を維持。
利食い優先の1日だったとも言えよう。
こう言った形になると今晩が底堅い結果になれば翌日以降に反発も可能なので、日本時間の日中に先物の動きをよく見ておきたい。
極端な動きが無ければ週後半に再度上昇も期待できそうだが、逆に大幅に売り込まれていたら要注意となる。
ナスダックはNVIDIAの上昇でかなり支えられた模様。
50ポイント高で結果は高値のラインをしっかり維持。
半導体部門も復活も見え始めているので、今後の決算の行方に注目したい。
Investing.com では「静かな経済データ週間」と書かれており、個人的にはそこまで静かではないようにも思うのだが、大きなイベントがに間にうまく反発できるならそれにこしたことはなかろう。
先物120円高も結果は横這い、日経平均も反発ならず揉み合い続く
昨晩の先物は120円高、39140円となった。
昨日は反発を期待したものの結果はザラ場で現物が売られて39020円と横這いだった。
夜間になって先物が戻すという形がここしばらく続いているが、今日はどうだろうか。
綺麗に1989年12月1日の高値ラインに止まっているが、平行チャンネルの下に潜り込んでしまっているので、上値は重い窮屈な形になりそうだ。
高値目安は39300円までで、これを抜けないと反発になつながらないと思われる。
一方で20日移動平均線の38730円が下支えにもなるので、今日のこの範囲での動きが予想できる。
今日はこのレンジ内での動きに終始するのか、どちらか一方にブレイクできるのかを眺めつつの1日となりそうだ。
明日以降、週後半に入れば衆院選を更に意識してくる可能性があり、マスコミの煽りにも依るだろうが、売り崩されることはあまりないようにも思っている。
個人的には与党が辛くも勝利、あるいは与党の意外な勝利、と言う結果ではと思うのだが、その場合に直前に売り込まれるなら逆張りもあっていいかもしれない、と考えている。
何れにしても大きな売り込みがあったとしても反発は可能な状況で、今日はそう言った逆張り思考を持っておきたい。