【朝の想定2025-3-27】NY反落、先物360円安、トランプ関税の不確実性続く中、日経平均は権利付最終売買日を迎える─反発はここまでか、ここからなのか

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昨晩のNY市場は反落。

ダウ 日足

ダウは一時120日移動平均線を抜いたもののその後反落となり、結果は132ドル安。

20日移動平均線の上で止まってはいるものの、1月末高値からの下落に対する半値戻しは達成と言い切れない状況にある。

このまま戻り一順となると再度底探しとなる可能性が出てくるが、120日移動平均線と20日移動平均線の間でしばらく踊り場を形成する場合もあるため、判断しきれないというのが正直な所だ。

トランプ大統領の関税に関する発言は相変らず投資家の気持ちを逆撫でするような内容も多く、継続した投資意欲に繋がりにくい。

4月2日のまでにこの件が収まるといいのだが、望み薄とも言える。

また、今晩発表されるGDPなどの経済指標も、下馬評通りかどうか気になるところでもある。

少しでも妙なサプライズがあると簡単に崩れ落ちそうな気もするので、要注目だ。

ナスダックはダウ以上に下げ幅が大きかった。

ナスダック 日足

月曜に空けた窓を埋めに行く勢いで240日移動平均線を割り込んでの引けは少々厳しい結果だ。

まだ窓を埋め切るには至っていないが、今晩この陰線の半分以上の位置まで戻せないと、今週はこの短い急な反発で終わる可能性もあり、その後再度の下落につながって行くかもしれない。

2月高値からの下落はその下げ方も急だったので、この程度の反発は自立反発とも言える範疇のため、ここで下げてしまうと二番底確認が確実となる。

こんばんは指標の結果含めて、この後の方向性を占う1日となりそうだ。

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先物360円安で二日間の上昇分を消化、日経平均は昨日で天井となるか

夜間先物取引は360円安、37440円での引けとなった。

日経先物 日足

通うと水筒の上昇分を潰した格好になっているが、この後ざら場で少しで戻せるかどうか。

20日移動平均線の37571円を抜いていけるならまだ踏ん張りどころもあると言えるが、月内最終取引でどこまで巻き返せるか、注目したいところ。

形的には戻り一巡からの二番底探しへ向かう可能性はあると考えている。

日経平均はここで反落スタートなるため、前日の高値が天井となる可能性が出てきた。

日経平均 日足

少なくとも20日移動平均線の37712円は最低でも抜いて引けないと、明日の実質月替わりとなる週末は少々厳しくな理想だ。

欲を言えば240日移動平均線の37903円も抜いて欲しいところだが、ここまでの上昇で概ね権利取りや買い戻しは一巡している可能性が高く、そうなると買いが続かなくなるばかりか、権利堕ちでつなぎ売りの解消が終わった後弱含みとなるケースも想定される。

もちろん配当還流もあるだろうが、果たしてここから上向くイメージが湧いてくるのか、という疑問符を取り払うことは現時点ではできそうにない、

仮に昨日が天井だったとすると、37550円が下値の目安になるのだが、20日移動平均線が下支えから一転して上値を抑える格好になると、戻りも辛くなる。

そのため37712円を割り込む時間が極力少ないことを祈るばかりだが、権利取りの買いがどこまで続くのか、これを今日は見極める日となりそうだ。

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