週末のNY市場は続伸。

ダウは陰線を出したものの連騰となり、金曜日は41000ドル台まで回復。
2つの移動平均線の位置まで届いたところ。
今週はこの位置からもう一段上、下げてきている120日移動平均線が目標となる。
もう一段伸びるならやはり42000ドル台は欲しいので、全ての移動平均線を抜き去っていかないとならないのだが、1月高値からの下降トレンドから抜け出すにはまだまだ先が長そうだ。
今週はここまでの戻り高値をどこでつけるか、折り返し地点を探す週になると思われる。
ナスダックも続伸が続く。

こちらは120日移動平均線にタッチした形で週末を迎えた。
ここでどまるかどうかは今晩次第だが、昨年12月16日からの下降トレンドのレンジにも入ってきているので、その上限が次のターゲットとして考えて良いだろう。
となると、やはり今週中にこの上昇の決着がつきそうな形に見える。
遅くとも木曜か金曜までには、更に上抜けられそうかどうか、はっきりしてくるのだ無いだろうか。
まずは今晩、続伸となるかどうかの確認をしたい。
先物400円高で37000円台突入、連休中の上昇続くか
週末の先物取引は210円高、37210円で取引を終えている。

この後休日の取引が始まるが、毎度のことながら連休中に先物だけ上昇することになりそうだ。
もちろん一方的に上がるだけではなく、上がって下がって結局下の位置に戻ることも過去あったが、今回は上値おいが続くと見ている。
ただ、そろそろ高値決まりとなりそうな位置でもあるので、今日明日の結果次第では、休み明けに下降トレンドが始まる可能性もあるため、注意は必要だろう。
日経平均は明後日から取引再開となる。

いくつかのトレンドレンジを重ねてみたが、移動平均線も含めて、どうもこの辺りで高音が決まりそうな様子に見える。
先物がこのまま維持、あるいは上昇が続くなら、37000円台はつけることになる為、120日と240日の移動平均線はクリアできるだろう。
となるとその上は、過去の高値ライン37674円と37887円の2つが目安になってくるのだが、昨年12月27日からの下降トレンドのも37600円付近にある為、37600円台〜37800円台が休み明け最初の上値目安と考えておきたい。
ここを抜けるならば、との上の目安は3月26日高値の38220円となり、少々上になる。
今週はSQがあるため、火曜または木曜が天井になりやすいのだが、火曜まで祝日のため、休み明けの水曜か木曜が高値となる可能性が高い。
SQを超えて尚上昇が続くのであれば38000円台も行けそうではあるが、流石にそこまで考えることができるかどうか、正直微妙だ。
まずは今日明日の先物次第になるので、それを確認してから次を考えることにしたい。
ちなみに連休中に高値をつけて下降トレンドに入る可能性は無い訳でもなく、その場合は今晩か明日中に天井をつける形になるだろう。
その場合は37500円台で一旦上昇は終わり、SQに向けて37000円を維持できるかどうか、という形になっていくのではないかと考えてもいる。