週末のNYは反落。
ダウは68ドル安、38722ドルとなった。
一時は前日比プラスまであったが値は保たなかった。
しばらくの間は上昇が続くとしても、平行チャンネルの下限に沿った形になるし、ここからもう一段の調整入りもやむなし、といったところ。
下値は60日移動平均線あたりが目安だが、今週いっぱい様子を見ることになるのではないだろうか。
ナスダックは大幅反落。
188ポイント安、16059ポイントと前日の上昇を打ち消した格好。
一時最高値更新をしたところからのこの下落は正直調整入りのサインではとも思う。
ここまでよく上がって来たし、そろそろではと言われつつ値を保っていただけに、漸くここで、といいったところ。
まだ20日移動平均線は割っていないが、ダウ同様下値の目安は60日移動平均線付近までは想定しておくべきだろう。
先物急落で日経平均は1000円超の下げ予想
週末の夜間先物は720円安、38790円と大幅に下落。
日経平均の急落からの一時的な戻り場面から一転、夜間では下げが続いてのこの位置。
2月13日のSQ直後の1000円超の上昇に対して、今回は逆に1000円超の下げとなりそうだ。
現物に至ってもこれは同様。
先物の買い戻しなどで寄り付きは先物よりは高い位置で始まりそうだが、それでも39000円台前半くらいだろうか。
逆に言えば、それ以上高い位置で寄りついたなら、短期的ではあるが売りに転じても良いのでは、と考えている。
先物の下げに対して1/3戻しが39000円くらいなので、その辺りを1つの目安として、もう1つは半値になる39150円付近も考えておく。
窓を空けずにスタートするには39550円以上でスタートする必要があるのだが、どうだろうか。
一方で安値の目安は20日移動平均線の38957円付近、その下は平行チャンネルの上限になる38650円付近と38350円付近の間。
いきなり1000円超の下げで始まることもなかろう、と思うが、まずは寄り付きを見てから、といったところ。
市場参加者がそれほど悲観的、あるいは感情的になっていないなら、寄り付きは多少低くてもざら場では窓を埋めてくることもあるので、仮に売り方に回る場合は、タイミングを測った方が良いかもしれない。
短期的には今週は調整局面になるかと想定しているが、調整が早ければその分戻りも早くなるので、案外短く終わる可能性もある。
何れにしても、まだ月曜寄り付き前なので、火曜くらいまでは少し構えておくべきではないだろうか。