【朝の想定2024-4-5】NY急落、先物730円安、中東情勢含めてネガティブな方向へ─日経平均は39000円割れも

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雇用統計の発表を前にNYは大幅安となった。

ダウ 日足

新規失業保険申請数は予想よりも多かったところまでは良かったが、途中でイスラエルとイランの地政学的な緊張が報じられると一転して下落。

また、FRB当局者の利下げ慎重発言もあったようで、それも相俟っての下落となったとメディアは報じている。

何れにしても雇用統計の発表まえに緊張の糸が切れてしまった格好のNY市場となった。

60日移動平均線の付近まで下げてきたことにより、調整が進んだとも言えるが、きっかけがきっかけだけに問題がある程度払拭されないことには戻りようもない。

金利に対しては常に強弱あるので直ぐに市場の機嫌は治るだろうが、中東情勢についてはなんとも言えない。

そもそもそこまで騒ぐほどのことなのか、とも思えるのだが・・・

何れにしても原油高はインフレ懸念を悪化させるので、これが多少なりとも落ち着かないと、利下げはお預けとなるため、NY市場はしばらく軟調な推移となりそうだ。

ナスダックもこれで3月半ばの高値から一転して引き戻された格好になる。

ナスダック 日足

 全値戻しとなるとしたらもう少し下値に余裕があるので、ダウよりもわかりやすい形ではあるが、16000ポイント割れ付近が1つの目安になりそうだ。

それが過去の高値ラインで止まるか、60日移動平均線まで届くかは明日以降となりそうだが、一旦はそこまでを考えておくべきだろう。

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NYの急落を受け先物は730円安、日経平均は39000円割れも想定

日経先物の夜間取引は、730円安の39090円での引けとなった。

日経先物 日足

昨日、上髭が長かったもののなんとか平行チャンネルの下限で持ち堪えていたかに見えたが、中東情勢の変化で再び下落、結果はこの通りだ。

これで「半値戻しは全値戻し」が現実味を帯びてきたことになる。

これを受けて現物の方は再び窓を開けての下落となりそうだ。

日経平均 日足

昨日の引け方だけを見れば、上髭の長い陰線で印象は悪かったが、アイランドリバースっぽくもあったので、もしや反転可能では、と淡い期待を抱いたのだが、夜間取引の間に脆くも崩れ去った格好になる。

下値の目安は38957円、過去の日経平均の最高値のラインと、3月最初の窓の上限38935円、その下は窓の下限の38808円付近を挙げることとなる。

今日は流石に上値の目安は考えられないのだが、夜間の急な出来事なので売り仕掛けの買い戻しはあまり期待できない。

また、信用買い残も多いとのことで、追証までは行かないだろうが、かなりの投げも出そうだ。

そういった意味では上記の下値目安も突破される可能性もあるのだが、まずは資金確保や口座残高の保全を考えるべきだろう。

来週のSQもあるので、週明け火曜までは反転は難しいのでは、とも思う。

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