【朝の想定2024-4-26】米国GDPは予想以下もNYは大幅な下落─日経平均は反発の予想だが日銀次第で揺れる可能性あり

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昨晩のNYは大幅下落となった。

GDPは予想を下回ったものの、インフレ傾向の軟化は期待できず米国国債利回りは上昇、ダウは376ドル安と窓を空けての大幅な続落となった。

ダウ 日足

昨晩発表された米国GDPは予想の2.5%から大幅に下回った1.6%だったが、同時に発表されたPCEコアデフレーターが3.7%と予想の3.5%を上回ったため、結果的に国債利回りが上昇した。

イエレン長官が後に「GDPは2%程度に上昇修正される可能性」に言及したように、速報値は特異な状況だった模様。

これにより利下げ期待は再度遠のいた結果と言えよう。

幸いなことにマイクロソフトやアルファベットの決算は良好だったため、引けにかけて買い戻されたこともあってこれ以上の大幅な下げは避けられたかもしれない。

ただ、5月は何かと下げ要因が多い時期でもあるので、決算発表が終わる頃には再度警戒する必要があり、まだしばらくは難しい動きとなりそうだ。

ナスダックもダウ同様苦しい展開が続きそうだ。

ナスダック 日足

窓は空けずに大きな陽線で引けてはいるが、100ポイント安の反落で重い展開が続来そうだ。

4月のピークからの下げに対して半値戻しは達成できず、目先は60日移動平均線が頭を抑える格好に見るため、これを抜けていけないと短期的には下落傾向が続くことになりそうだ。

今晩は週末なので大幅な上昇は期待できないとなると、来週は苦しい展開となることが予想される。

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先物は210円高で日経平均は反発も日銀会合の内容次第で荒れる展開に

夜間先物取引は210円高の37829円での引けとなった。

日経先物 日足

一時37130円まで下げたもののNYの買い戻しに合わせる格好で買い戻され、結果は先の通り。

一昨日と昨日の上げ下げを無視するならば、結果的には順当な位置ではあるが、今日の日銀の金融政策決定会合後の動きは正直読めない状況だ。

利上げに言及されることは予想されるものの、実際に利上げをいつどのくらいするかまでに発言が及ぶかどうかは定かではないし、仮にあったとして、それを市場がどう受け止めるのかは素人には想像がつかない、というのが本音。

ただ、連休前のこの状況下では、先物ならばいざ知らず、現物の方はギャンブルはしづらいだろうから、重い展開を想定するのが一般的だろう。

日経平均 日足

そういった観点からは改めてチャートを見ると、上値は38000円の節目と60日移動平均線の38240円付近、下値は37600円台37500円付近という目安を想定しておきたい。

もちろん、日銀会合の内容次第で仕掛けもあるだろうが、その場合は今日のところは引けまで待って落ち着いたタイミングを見計らってから動くか、あるいは週明け火曜まで見送るのが賢明ではないだろうか。

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