昨晩のNYは反発。
ダウは130ドル高、39791ドルと上昇。
ただ、先日まのでトレンドレンジの下限に頭を抑えられた格好。
上抜けていけるなら再度トレンドに乗ることになるが、出来ないと別のトレンドを形成することになりそうだ。
ナスダックは大幅反発。
241ポイントの上昇で再度ざら場高値を記録。
こちらはレンジ内に戻ってきたので、もしかすると高値更新を続けていけるかもしれない。
いずれにしても、NYは押し目から戻りつつあるという認識でいいのではないだろうか。
今晩の動向次第では、来週のSQに向けて動きが変わっていく可能性もあるので、注視したい。
先物70円安、配当落分はかなり吸収されたか
夜間先物は限月が変わって最初の引けとなり、70円安の39530円となった。
配当落分を考えたら本来はプラスの位置なので、SQ通過後に少々期待が出てきた。
尤も、実際に通過した後も買われるかどうかはわからないが、かなり昨日は実需の売りと別に空売りも入っていた様に見受けられるので、買い戻しもある程度期待できるのではないだろうか。
200円台の配当落分を加味したら、39800円前後のスタートになるのでは思われるが、今日はそこからどうなるのか。
昨日の日足から見ると半値戻しはどうしても40000円台が必要なので、これは頭の重い展開となりそうだ。
週末ということもあって、買いも難しいかもしれない。
ただ、SQという特殊な日でもあるので、昨日のうりじかけの分、買い戻しも考えるとわからなくなってくる。
40000円を抜けるなら、再度、40200円付近までは期待もできるし、2月の様なサプライズもあるかもしれないが、まずは上値目安に達するかどうか見るべきだろう。
一方でSQ通過で緩んでいくなら、39518円の昨日の安値を見てから、39300円あたりまでが目安となりそうだ。
1週間前の始値付近まで押し込まれる可能性はあるので、そこからどう反応するかは状況次第になるが、1週間分下げれば一旦落ち着くのではないだろうか。
そこをさらに割るにはそれなりのネタが必要になるので、今のところは想定の範囲を超えると思っている。