大引けの日経平均は前日比289円高、32506円と32500円を達成。
これで節目はクリアしたことになり、仮にまだ上を目指すとしたら、33000円の節目ともう1つ、1990年7月18日の高値33187円が目標となる。

上に見える緑のラインがその33187円なのだが、SQまでだと今の調子では難しそうに見えるが、ナイトセッションの日経先物という伝家の宝刀があるので、そうとも限らないかもしれない。
もちろんいつまでも続くと思うのは油断であり驕りでもあるのだが、正直言って今は日経平均にうまく乗れていないものの、それなりに齧ってはいるので、多少の機微は感じられる。
その上で、やはりまだ「そろそろ天井では」という声が聞こえるうちは、まだ上昇もありそうに思える。
ダブルインバースが未だに書い続けられているようだが、流石にこれだけを指標にもできないので、そうなると手がかりはやはり、ダウとドル円の行方だろうか。
142円がゴールになるか
一時141円手前まで上昇したドルだが、その後はドル売りが嵩んで138円まで押された。
ただ、それ以降は踏みとどまって、再び騰勢を強めている。

一頃よりも一段上のトレンドレンジ内で推移しているように見えるドル円は、ここから142円を目指しているとすると、FOMCあたりで到達できそうに見える。
それがゴールになるのかそこが踏み台となるのかはわからないが、何れにしてもこれがドル建ての日経先物に影響している可能性があるのでは、と考えている。
ただ、6月に入ってから、正確には米国の債務上限問題がほぼクリアになった頃から、ナイトセッションの日経先物とダウとの連動も見られるようになっているので、それも踏まえての動きになりそうだ。


ドル高が進行している間はドル建て日経先物は買われる要素となりやすく、ダウが堅調であれば日経先物も強く推移する、という見方なのだが、果たして今晩はどうだろうか。
ちなみにダウ先物は現時点ではマイナスのようで、日経先物は大引後に急落しているのだが、そこまでの連動はイマイチなさそうに見える・・・
コメント