昨晩のNYはまちまち。
ダウは小幅に下げて続落もやはりそろそろ難しくなってきたのだろうか。
木曜の指標待ちという声もあるが、そこから上がるかどうかは微妙な状況。
ただ、相場の関心はナスダックやS&P500の高値更新に向いているので、それが切れた時に少なくともダウが動くきっかけにはなりそうだ。
ここまでは需給の関係もあってかだいぶ重い展開が続いているが、その分、一時的にでも上昇するくらいのエネルギーは溜まっているようにも思える。
結局判断はまだできないものの、週末に動く可能性はありそうだ。
ナスダックは陰線ながらも小幅に続伸し、S&P500と共に高値更新を続けている。
もうはまだなり、まだはもうなり、という格言に基づくなら、多分まだなのだろうが、それでも流石に息切れしそうな雰囲気ではある。
それでもなお上昇が続くとしたら、ダウと共にとなるのか再びダウは置いていかれる格好になるのか、といったところ。
明日以降の動きが気になるところだが、今晩は場合によっては押し目を作る可能性があるので、その時に「いやまだだ」と大勢が思ってしまったならばそこで止まることになるかもしれない。
先物小幅安で日経平均終値に並ぶ、大幅高後の日経平均は果たして
夜間先物は70円安、41550円と日経平均の終値に並ぶような位置で引けている。
直近の平行チャンネルを上抜いてきたため慌てて古い平行チャンネルを伸ばしてみたのだが、意外にハマって見えるのは手前味噌でもあるのだが。
これを見ると上値は41900円台前半といったところになる。
42000円を抜けるかどうかが目先の鍵となりそうだ。
一方で現物の方はどうだろうか。
こちらも3月から引いてある平行チャンネルの中央値付近が目安になりそうで、そちらも41900円台後半となっている。
昨日は「41100円を抜ければ」などと書いていたのだが、41100円どころかまさに「ドン引き」(by 大岩川源太先生)する上げで終わった日経平均だった。
夜間先物の動きがどうにも煮え切らない動きだっただけに、その分爆発といったところもあるのだろうが、何れにしてもSQ前の火曜にしてこの上昇では流石に今日は続くだろう。
とは言え更に押し上げるならやはり心理的節目となる42000円は抜けていかないと、SQ前でもあるのでそこが天井となってしまう可能性大でもある。
そこに届かずに41900円台で今日止まるなら、明日以降はガラッと変わる可能性もあるので、注意が必要になる。
ちなみに景気の良いことばかりではなく、調整の方向も一応考えておくと、昨日の高安から見た場合は半値押しで41356円、1/3押しなら41491円となる。
ローソク本体だけの始値と終値だけで見た場合は半値おしは41266円、1/3押しは41371円付近。
一応下げた時の参考にしたい。
ざっと考えれば41400円を割らなければもう一丁もあり得るのだが、このタイミングなので下げると一気に萎む可能性もあるから難しいところだ。