昨晩のNYは概ねプラスだったが、やはり指標待ちの状況には変わりない模様。

ダウは前日に続き上下激しい動きで結局は小幅上昇。
週末までに重要指標がいくつも並んでいるため、揺れが激しくなっているようだが、上か下か決めきれていないといったところだろうか。
流石にこんな動きが連日となると市場関係者も大変だろう。
去年の7月も少し違うが似たような形で2営業日目からの下落となっていたが、となると今晩が鍵となるか、週末までこの形を維持するのか。
ナスダックは反発。

こちらも高値を維持しているものの相変わらずAI関連主導でこのまま突き進むのもいかがなものだろうか。
結局は指標とFRB議長の発言待ちというメディアの書き方にもあるように、判断材料を待っていると考えられるので、ここは結果を待つしかないのだろう。
ここまでダウとは少々違った形で上昇してきているが、そろそろ足並みが揃い始める頃だろうか。
先物190円安で上下揺れる日経平均、今日の下げ方次第では崩れる可能性も
夜間先物は190円安、39480円と反落、先週末に戻ったような雰囲気。

結局はNYの動き次第なのかと思いつつ、まだもう暫くは猶予もありそうに見えるのだが、昨日抜けきれなかっただけに上昇反発の期待は正直少ない。
それでも今日1日に限るならば昨日の始値くらいまでの反発は可能だろう。
そう考えると下値がどこで止まるかが気になるところ。

日経平均としては先週金曜の安値まで引き戻されてのスタートとなるので、ここから再度頑張れと言われてもなかなか辛いところだろう。
出来ればその前日の安値、39193円を前場で割らないように過ごせるなら、40000円は無理でも昨日の終値39630円くらいは届くのではないだろうか。
尤も、終日維持できるとはとても思えないので、高値目安程度に考えるべきかもしれない。
その上で、今日は後場に戻せないのであればこのまま今週は下落方向へ向かうことになりそうだ。
今日は前場の動き方と後場の方向性には要注意。