昨晩のNYはまちまち。
ダウは47ドル安で小幅安、ほぼ横ばいで、移動平均線付近の位置は変わらずといった結果となった。
マグニフィセント・セブンの決算発表が続く中でテスラの株価は頑張った方だが、GDPの発表前なのは相変わらずなので、この動き方は致し方ないところ。
今晩のGDPは予想では弱い推移となることが期待されているが、そうだったとしてもそうでなかったとしても今晩は少なからず荒れそうに思う。
願わくば売られてから買われるなり下げてから上げるなり、結果オーライな形になってくれると嬉しいのだが、その反対の形の場合はちょっと嫌な気分になりそう。
ナスダックは小幅ながら続伸ではあるものの、60日移動平均線に頭を抑えれらた格好。
日経平均がナスダックと似たような形になっているのはたまたまだろうが、この日足の形は覚えておいてもいいかもしれない。
何れにしてもダウ同様GDP待ちであり、おっかなびっくりの売買もここまでとなりそうだ。
後は今晩の結果とそれを受けての動き次第なのだが、大方の予想通り素直な動きになればいいのだが、そこは確認の必要があるだろう。
日銀の金融政策決定会合始まる
昨晩の先物夜間取引の結果は380円安となった。
かろうじて38000円割れはなく、平行チャンネルの加減でなんとか止まってくれた格好。
ただ、今日のざら場は一時的にでも割れる可能性はあるだろう。
これを受けての日経平均は少なくとも前場重い展開を強いられそうだ。
現物の下値支えは38000円の節目と過去の高値ラインの37887円付近なので、一時的に38000円割れは許容範囲になるが、できれば踏ん張って欲しいところ。
一方で上値の目安は60日移動平均線の38262円付近。
昨日折角抜いたのだから、ダウ同様今日はそこまで再度辿り着けるかどうか。
欲を言えば20日移動平均線の38700円台までを望みたいところだが、流石に欲張りすぎだろう。
今日から始まる日銀の金融政策決定会合の内容次第で動きが出るのだろうが、相変わらずまたリーク情報が流れてくるのだろうか。
それらを元に一喜一憂する相場が今日明日繰り広げられるかと思うと少々気分も重くなるのだが、出来ればどこかで反転上昇反発へと向かってくれればと、都合の良いことをついつい考えてしまう。