昨晩のNYはまちまち。
ダウは8月高値に一時肉薄したものの引けにかけて売られ、結局ほぼ変わらずの位置。
昨日に続いて上髭が長くなってきたのはやはりそろそろ天井を意識させる形だ。
もう一段上を期待できるか、と昨日までは思っていたが、今のところはその期待は少し難しくなったと言える。
もちろん、月が変わって展開もまた変わる可能性はあるが、今晩次第では調整入りもやむなし、トイっったところだ。
ナスダックはスタートが高かったものの陰線。
明らかに利食いで売られた格好だが、これが本来の市場のあり方でもあるので、ある意味正常な反応だろう。
資金的にはここで余裕ができたのなら、月が変わってもう一段上を目指して行ってもいいのでは、という態勢にも見える。
ダウよりもナスダックが先行している、というか素直に見えるのは相変わらずで、ここで切り返せるならなかなかいい形になりそうに思える。
日経先物10円安と底堅く、日経平均は月末で耐えるべき位置
夜間の日経先物は10円安と底堅くはあったが、ここ数日上髭が続いているのが気になるところ。
月末でもあるので一段と下値意識が強くなりそうな売買が横行しそうだ。
今日は33000円が意識される位置になってきているので、ここで底堅く推移できるなら、明日は少なくとも少し期待できそうだ。
そういった観点で日経平均を見てみると、33187円のラインは一時的に突破される前提で、引けにそのラインの位置を確保できているなら、明日は反発となっても良さそうだ。
もっと前向きに考えると、それが前倒しとなって後場に反転してくれるなら、それでも良い。
いずれにしても、下値は行って33000円、そこまでで底打ちから戻ってくれるなら、今日は上出来、と思っておくと気が楽かもしれない。
上値は重かろうが、先の世に後場に先行して反転できるなら、33300円台は可能な範囲だし、もっと早くに反発できるなら一昨日の終値付近、33400円までも不可能ではないだろう。
あくまで33000円を割らなければ、という想定ではあるが、今日はとにかく底堅さを見せてくれればそれでいい、という日、と割り切って臨んでみたい。