昨晩のNYは続伸。
ダウ221ドル高、33274ドルと、昨日朝の想定に書いた「200ドル幅程度の上昇」で収まってくれたようだ。
20日移動平均線を抜けた位置で、次の目標はここをなるべく下げないで維持する事になる。
米国は今晩と明日の晩の二日あるので、今晩さらに上昇して金曜の晩に押す、というのが理想なのだが、果たしてそこまで都合よく動いてくれるかどうか。
FOMC云々はこの際気にするべきことではなく、そもそも金利は上がらない、上げないだろうと言われていたのだから、それがそうなったのであればヨシヨシで良いはずだ。
それをまたあーだこーだ言うのは野暮だと思うのだが、いずれは利下げという話が出てくるのだから、それまでの間にどう言った課題をターゲットにしてくるかが気になるところ。
まだそこまでは見えないが、年末から来年3月までの間に、そういった課題も見えてくる事になると思われる。
その時市場やマスコミがどう言った反応を見せるのか、注視していきたい。
ナスダックも昨晩は大幅に続伸となった。
こちらはまだ20日移動平均線手前だが、あと二日、今週あるのだから、ここは余裕を持って見ていたい気がする。
今週の目標は120日移動平均線付近、過去高値ラインである13200ポイント前後で、今晩と明日でうまく調整しながら達成できると、来週は少し楽になると思われる。
極端な上げ下げは必要ないので、出来たら余裕を持って進んでもらいたいところだ。
先物急伸で日経平均は難しい展開に
夜間先物が急伸し、朝の終値が31910円と突出した。
個人的にはあまり嬉しい形ではなく、出来たら31500円程度で揉んで欲しかったのところだが、こうなっては致し方ない。
SQまで1週間となるので、そう言った意味で急ぐ輩も多いのだろうが、10月のようにまたSQをターゲットに指数だけ動かされるのは本当に厄介なことだ。
今週は明日が球場のため、今日1日でこの上昇をある程度片付けないとならないのだが、折角32000円への足がかりになるか、と思っていた矢先にここまで出しゃばられると、落ち着いて相場に向き合えなくなるだろう。
何れにしても先物に鞘寄せして始まるなら31900円そこそこになるので、一旦は押しがあるべきで、出来たら31700円前後まで下げてもらいたいのだが、それでも窓は空いたままとなる。
昨日の終値310601円まで押すかどうかは市場次第だが、仮に押すとしてもタイミングは早い方が良く、これが後場の14時過ぎや引けに押されてしまうと正直嫌や気分で三連休を迎えるので、出来たら避けて欲しいところだ。
前場としては10時までに押しや調整があって、32000円タッチはあったとしても31800円程度で止まってもらえたらと思うのだが、そうは行かないだろう。
だったらいっその事32130円付近まで上がっておいて、今日は32000円割れ付近で終わってもらった方がまだ潔いと思うのだが、果たしてどうなることやら。
こうやって上値計算をしていると、足元を掬われて31500円付近まで持っていかれるかもしれないのだが、それはその時考える事にしたい。
