昨晩のダウは反発。
NVIDIAを中心に半導体セクターが引っ張った格好だが、先週からのレンジの範囲内での動きでこれはイベント待ちの典型的な形だろう。
60日移動平均線で頭を抑えられている様子はまさにそれで、今晩と明日の晩の動きで来週が決まるのだが、SQ前月の月末付近はここしばらく下げることが多いので、少々注意が必要だろう。
形的には5月末に似てくると気楽になれるのだがどうだろうか。
ナスダックは続伸。
20日移動平均線まで抜けてきたので、もう一段上がってくると安心感が増す。
ここで再度下に落ちてしまうと逆に天井という形になるので、今晩と明日の二日間の動きはやはり重要になる。
新しいレンジを引くまでには至らないので、しばらくの間3月からのレンジを眺めながら新しい動きを探していく。
先物が先行で日経平均は32000円台回復確定
日経先物が想定を先取りする格好で昨晩32000円台に根を下ろした格好。
ナスダック同様20日移動平均線を抜いてきたので、ここでダレなければ32000円台の維持はできそうだが、週末に向けての動きは難しく、上昇傾向が続くのかどうかイマイチ見えてこない。
そもそもここまでの反発もあまり得心のいく結果ではないのだが、お盆前の売り込みがキツかった分、休み明けの帰参者の枠が空いていたということだろうか。
今週の下髭の長さはそう言った買いに対する疑心暗鬼による売りの交差の結果だとすると、今日も下髭がつくのだろうか。
上値は31570円付近、下値は32000円割れ
とは言えここまできたら、日経平均にはもう少し順当な動きを期待した。
ここまでの下落傾向をきっちりと払拭してもらうには、今日は32300円台での引けを見せて欲しいところ。
前場は買いも先行するだろうから、32300円台はいいとして、飛び抜けるなら32500円台後半の休み前の高値近辺まで伸ばしてこれるかどうか。
後場は昨日のようにしぶとい買いが入るかどうかは微妙なので下げるシーンもあるだろうが、32000円台をキープできるならそれに越したことはなかろう。
20日移動平均線は先物のこともあってあまり支持にも抵抗にもならなそうなので、この際あまり考えなくて良いだろうが、ここを中心にして今日は上下200円〜300円程度のレンジで動くことを想定している。