先週末の日経平均は29388円だったが、ナイトセッションの先物が29570円で引けているので、プレオープニングで何事もなければ窓を空けてのスタートとなる。
その場合に流石にこの位置でもあるので利食い確定の売りも出るのだろうが、仮に今日も強いとしたらその後反転して陽線となるはずで、そうならずに今日終わるとしたら、明日からがやはり鍵となりそうだ。
ここまでの上げが先物主導で外資系や海外投資家の動きで決まってきているのなら、動き始めるのはあちらの朝からなので、早くても今晩にならないと方向性は決まらないだろう。
日経平均はその都合での上げ下げを翌日受けての動きとなるなら、そう考えてもいいのではないだろうか。
上値目処とタイミング
まだしばらくの間は先物から上値下値を考える必要があるだろうから、再度レンジの確認をしてみたのだが、今の勢いで再度の高値を取りにいくのなら急な角度での上昇が必要で、かなり無理な形になるかもしれない。
改めて描いてみたトレンドレンジだが、想定するならそれよりもさらに上となるはずなので、先物のチャートであれば上に引いた高値目標のラインに今日〜木曜までの間で実現してくる可能性がある。
月の20日までに実現した場合はオーバーシュートとなるのだが、それが再び新しいトレンドレンジの上限になれるかどうかはさらに1週間以上が必要となる。
そう考えると仮にこのまま強い日経平均が続くなら、米国債務上限問題の区切りまではわからない、と言うことになるのだが……
米国債務上限問題は茶番だ
どう考えても米国の債務上限問題は茶番なので、これが片付くまでの間、日経平均が買われると言うのであれば、意図的なものだしどこかで崩れる話になるのではと思っている。
何事にもきっかけと理由があるので、それが何かわからないとしてもどこかで結論は出てくる。
そうなった場合見てわかる範囲で探すなら、やはり19日のNY SQまでなのか、債務上限問題の出口が見え始める月末ではないだろうか
その場合の上値を、ここまで予想を外している身で恥を忍んで書いてみると、やはり30000円が節目だと思われる。
ただ、それに対してゴールのタイミングが週末あるいは来週中となると心許ないので、そうなると先の30700円台の新値を狙う位置なのだろうが、果たしてそこまでするのだろうか、そこはまだ疑問が残っている。
いずれにしても今日は利食いから始まった後の動きで今週以降見えてくるので、それの確認をしたいと思う。
今日から崩れるならガラッと掌返しをすることにもなるのだが。
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