昨晩のNYはまちまち
ダウは13ドル高33997ドルと横這いで終了。
業績は好調ながらもその結果を受けて米国債利回りが上昇で結局上値が抑えられる米国市場だが、これは受け入れるしかない状況だ。
四面楚歌とまでは言わないが相反する影響が同時に発生している以上、簡単に上昇することは難しいだろう。
結果として上がりにくく下げる時は一気に下げるといった下降トレンドのよくあるパターンが今後も続きそうだ。
ナスダックは34ポイント安とこちらも上値おいが続かない状況のようだ。
ダウよりはしっかりしたチャートになったとはいえやはりこちらも下降トレンド継続中となる。
金利が一服すればもう少し改善されるはずだが、そのタイミングはまだ先のようだ。
夜間先物32120円に上昇して引け、日経平均は一段上へ
NYの状況とは関係なく先物は夜間取引終了時に32120円をつけて引けた。
高値は32230円まで付けているので、今日の日経平均は一段上となるのだろう。
今日1日だけの刹那的な話ではあるが、現時点ではあまり先のことがわからないというのが正直なところ。
まずは上値目処だが、下降トレンドレンジ上限が32400円付近にあるので、そこまでが最初の目安で、その手前で止まるなら昨日の高値32260円付近だろう。
この2つを目安にして上値の足がいつどこで止まるかを確認することになる。
下値は32000円付近までとなるが、それ以上に下げる要素は無いとも言えないがあるとも言い切れないような中途半端な状況なので、あまり気にしなくていいだろう。
下げる時はあっという間なので、ここは腹を括って相場に臨むしかない。
それが嫌なら今日は手控えるべきだだろうし、今月はまだはっきり読めるような状況にはなりそうに無いので、諦めも肝心だと考える。