昨晩のNYは2連騰、ダウは197ドル高で9月末の下げ分の2/3を戻した格好。
これで一旦はそこを脱したと言えるが、ここからもう一段上を狙うにはまずは240日移動平均線の33762ドルを目指す必要がある。
20日移動平均線もほぼ同じ位置で少し戻りかけているところでもあり、10月ではあるがやはり換金が先行していたと考えられるなら一旦このまま上昇の可能性は十分あるだろう。
勢いは若干削がれるかもしれないが、ここはこのまま上昇を期待したい。
ナスダックも二日連続の大きな陽線で、こちらは60日移動平均線にタッチ、13500ポイント付近まで回復した。
今晩次第では上抜けるこ可能性もあり、上昇の期待は高まるが、あまり派手に上がると益出しの売も多くなるので、もう少しゆっくり上がって欲しい気もする。
ただ、まだ20日移動平均線が反転しきれていないので、上2本の移動平均線の間で1〜2日過ごす可能性もあり、ここは少し注意も必要だろう。
先物31270円で日経平均は上昇期待
月曜ナイトセッションの日経平均先物は31270円で取引を終えている。
週末金曜のナイトセッションの間に31390円までつけたものの、月曜祝日の日中は終始弱含みな動きだったが、それでも31200円台での引けは現物に対しては追い風となろう。
31200円台でのスタートは31371円の高値ラインと120日移動平均線のある31500円付近が上値の目安となりそうだ。
直近の窓埋めは31759円なので、そこまで伸びるなら上出来だろうが、前場を見てからとなる。
一方の下値目処は木曜の高値付近31000円飛び台で、これを下回ってくると31000円を再度割り込むことになり、30900円付近まで押される可能性もある。
尤も、NYと先物の勢いを見ての連休明けとなるので、少なくとも寄り付きは値惚れして買われるかの性が大きいため、そうや安く崩れることはないと思われるが、どうだろうか。