昨晩のNYはまちまち。
ダウはほぼ横ばいの4ドル高33946ドルだったが、NASDAQとS&P500は反発して終了。
ダウは結局6月2週目の位置まで戻ってきたが、この辺りが止まるべきところとなる。
この後も34000ドル挟んでの動きになりそうだ。
パウエル議長の議会証言は予想通り利上げは続ける意思を明確にしているが、FRBの中でも意見は割れているようで、ハト派議員の発言はこの後続く予定。
7月の利上げ予測は75%程度との見方で、このままだとNYの株価は当面重い展開になりそうだ。
NASDAQもこれには抵抗しづらいと思われるが、AIや半導体界隈の動きがまだ活発で、こちらはもう少し上値は期待できそうだ。
後2回と言われた利上げを気にしつつの推移となるが、上値余地はまだあるだろう。
先週は急伸したが、本来の動き方に戻りつつあるので、このままであればダウよりは安心してみていられそうだ。
日経平均はレンジ内の動き
日経平均は今日あたり、反発しても良さそうだが、結局、33000円〜33500円、あるいは33700円までの間のレンジでの動きが続きそうで、引き続き横這いと見ていいだろう。
値幅が500円ほどあるので動きだけ見ると上げ下げが派手に見えるが、チャート上では上下決まったレンジ内の動きになっているので、横這い継続となりそうだ。
週末でもあるので買われるタイミングと売られるタイミングはあるだろうが、高ければ売りが出て安ければ買いが入るというわかりやすい展開ではないだろうか。
来週はもう少し動きが派手になるかもしれないが、今日高い場合は見送るべきところかもしれない。
先物の終値は33430円なので、この付近から始まるとして、今日は寄り付きから買い戻しも入るだろうから、前場は高値をつけるかもしれないが、そこに乗るには少々勇気がいるだろう。
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