日経平均は前場208円安─昼休みの先物や後場寄りの売られ方に注意

前引けの日経平均は208円安、33161円での引けとなった。

たまたま33年前の高値ライン2つに挟まれた格好になっているが、ここからもう一段下げるとなると、33000円が下値の目処になり、さらにここを割ると32800円程度までが見えてくる。

今日一気に行くかどうかは別として、今回は短期で終わりそうな押しではなさそうだ。

となると木曜もしくは金曜まで続くと考えてもよく、良くて横這い程度の下げ方、悪い見方をしたらもう500円程度はあっさり下げそうである。

33000円割れるかどうか、昼休みの先物と後場寄りに注目

昨日は12時過ぎよりも12時半の後場寄りに売りが殺到した形だが、今回も先物ではなく現物が主導の下げになりそうだ。

どちらかというと先物はヘッジ売りの買い戻しの方が中心のようで、時折日経平均が上昇するのはそのせいかもしれない。

いずれにしても、前場の「バフェットの商社買い」のニュースが出た後から一時上値を取りに行った後、下げに転じたように見えるので、今後も「ポジティブニュース」には要注意ではないだろうか。