昨晩のNYは3指数とも続伸。
ダウは189ドル高の34066ドル、NASDAQは1.5%上昇で高値更新、13461ポイントとなった。
予想通りというかFOMCは織り込み済みの様相を呈しているが、ダウはこの2ヶ月間、この位置で頭打ちとなっている。
今のチャート形状はここ2ヶ月間の天井形成と比べると上限は良さそうだが、得てしてイベントのあるあたりにタイミングが合うのがまた面白い。
今晩と明日、FOMCがありまたCPIの発表もあるため、プレオープニングも含め先物や現物指標は上下激しいかもしれないが、最終的には34000ドル台の足場固めを期待する。
ダウの高値は2022年と今年にかけ徐々に切り下がっており、34500ドル台を今回クリアできるかどうかが今週の動きにかかっていると言ってもいいだろう。
仮にここで躓くなら、次のチャンスは8月に持ち越されることになるが、8月はFOMCが無くジャクソンホールは今ひとついい思い出は少ないので、ここでなんとかして欲しいところだ。
一方のNASDAQは騰勢復活、一気に高値更新となった。
ここから先の目標は昨年3月の14646ポイントになり、しばらくは青天井になる。
まずは14000ポイント奪還が目標となるが、ハイテク頼みだけだと安定が難しいところもありそうだ。
NVIDIAに続いて市場はAMDにもフォーカスを当てているようで、半導体再びの流れにAI関連が持続できるなら、順調に進むだろう。
日経先物主導の32660円
先物のナイトセッションでの引き上げ方が再び目立つようになってきた。
今回はダウと連動しているように見えるが、先日のざら場高値32710円はもう目の前だ。
このまま現物が引き継ぐ形で今日も始まりそうだ。
日経平均としては昨日の高値32517円をどう考えるかにもよるのだが、下値目処として捉えてけばいいだろう。
寄り付きこそ利食いや売り物もあるだろうが、それらをこなすと32600円台に突入、高値更新に期待、というのが今日のシナリオになりそうだ。
チャートに描いたレンジの範囲内は32900円くらいだが、勢いがつくと当てにならないので、一応の目安としてだけ32900円を考えておく。
そこから先はざら場で見るしかないだろう。
いずれにしても、33000円は見えてきていると考えて良さそうだ。
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