昨晩のNYは大幅な続落となった。
寄り付きこそプラス圏にいたが、その後続々と企業業績悪化の報が続くとダウもNASDAQも下げ始めた。
銀行の赤字報道はかなり響いたようで、Investing.comの「Stock Market Today」でもタイトル扱いだった。
移動平均線で止まるかと思っていたのだが、やはりそうは行かなかったのはパウエル議長の証言まで待っていただけということもあるだろうが、意図的な売買だったとも思えるチャートの形は、なんとも嫌なものだ。
こうなると32000ドルが心理的支えになるのかどうか、ダメな場合は再び独自の長期トレンドレンジ内に戻ってくることになり、次のSQまでの停滞が想定される。
ここで止まるのが本来なのだと思いたいところだが。
結局は大手証券会社の思惑と都合の上げだったのか
これまでNYがどう動こうがナイトセッションの225先物は景気のいい動きをしていたものだが、漸くここへきて追随するかの如く綺麗に下がった。
昨晩、Twitterにも載せたのだが、どうも形だけ見ると気になったのが昨年6月のチャート形状。
まるっキル同じとはいえないし同じになるともいえないのだが、参考にするならば、少なくとも全値戻しは一応念頭に置いといて、最低でも半値押しは考えておくべき、となると、すでに先物が28000円となっているのだから、配当落ち分を加味すると現物は28300円を切るあたりになるだろうか。
ちょうど独自トレンドレンジの上限付近になるのだが、ここで耐えられるかどうかが今日のポイントとなりそうだ。
ここを気にせず割り込むような売り浴びせが来ると、もう1つ前の窓埋めが視野に入るので、27961円が目標となろう。
下げ三日とはよく言ったもので、2月後半の水準に戻るのに三日かかるとしたら、週明け火曜に底打ち、そこから再び揉み合いか軽い反発程度となるか、その辺りを考えつつ、ツッコミは買い、と言って飛びつくことなく冷静に拾ってみたいところだ。
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