下げ相場となるか─一旦27300円台から再度見直し

SQを迎えたNY市場は続落。

225先物ナイトセッションは27280円で引け、今日は現物が鞘寄せして始まるとしたら、だいたい27300円台後半〜27400円台となりそうだ。

下支えは200日移動平均線の27240円付近となるが、11月末の安値が27400円付近なので、この辺りでどうなるかという点も一応頭に入れておきたい。

よもや27240円を割ってさらに下に、とは思いたくないが、一応その場合は27000円割れも見えてくるので、警戒はしておく。

一方の上値はというと、金曜の安値付近、27500円台が席の山だろうか。

買い戻しが多くとも、今の市場の雰囲気ではそれほど大きな上昇は期待できないのではないだろうか。

NYが不安定

ダウがこのまま下げるなら、32455ドルという200日移動平均線が一応下値目処となるが、自前で引いたトレンドレンジの上限がその少し上なので、32700ドル付近で揉み合いとなるかもしれない。

いずれにしても上昇相場となるネタがイマイチ見えてこないため、このままずるずると下げていく可能性もあり、年末年始にかけて、動きが不安定になってきそうだ。