昨晩の先物は小動き。
安値32240円、高値32470円と250円に満たない幅での取引に終始し、NYの上昇とは縁の無いナイトセッションだった。
SQを終えたところで再来週に米国の金利と日本の金利に関する重要イベントが並んでいるため、来週はその前の週ということであまり大きく動くことはできないのでは、と考える。
仮に大きく動いたとしたら、全く別の要因かはたまた余程の自信の表れか、情報のリークくらいでは無いだろうか。
下は31800円、上は33000円
少なくとも水曜までは、32500円前後が上値で若干のオーバーシュートを加味して32700円、下値は32200円から押して32000円か若干割れる程度、という範囲内に留まりそうだ。
これを大きく逸脱した動きが出てきたなら、その時は何か別の要因が生まれたということになるだろう。
とは言え1週間の間、ずっと狭いレンジでの動きに終始するのも難しいだろうから、多少の思い込みやフライング、決めうちもあって、33000円付近までの上昇はあってもおかしくはない。
下値も同様で、32000円割れて再度31800円くらいまで売り込まれる可能性もある。
日銀会合まの日の長さを考えると、短期売買の連続でそういった範囲内での乱高下はあるかもしれないが、結局、再来週になった時点で今くらいの位置に戻ってくることになるのではと思っている。
NYの方が素直に見える
昨晩のダウは113ドル高、34509ドルで引け。
日経平均とは違って元のいい塩梅の位置に戻ってきており、想定よりも良い形になりつつある。
ただ、これで月曜にまた急落するとなると、先週のぶり返しのような流れに戻ってしまう。
この後の展開が若干上下しつつも緩やかな上昇を描くためには、月曜は少なくとも今の位置を維持したいところだ。
ナスダックも高値更新。
売りに押されたようだがある意味健全な形でもある。
利食いが消化しきれたのなら、このまま右肩上がりも可能だろうが、利上げとその先の見通しが有利に見えるかどうかで今後変わってくる。
ただし、来週末にはインデックスのリバランスが入るので、それだけは注意しておきたいし、もしかしたらチャンスになるかもしれない。
ドル円については以下を参照していただきたい。
