NYのSQを軸にして考えてみる
色々と悩むところだが、やはりここはNYのSQを意識してみたいと思う。
この通り、3か月スパンで考えてみることにした。
7月のSQは前日が底となり、上昇を始めたわけだが、今回はそこまでは考えられないかもしれない。が、動き方は参考になりそうだ。
となると、NYのSQ直前が底という前提で考えた場合、その1週前の日経平均のSQは、そこまで下げ続けるか、いったん上昇の余地を持たせてもらえるか、といったところ。
ここで材料不足が否めないため、「先物手口分析」様の情報をお借りした。
総じて外資系は売り越し状態だが、米系はトータルで買い越しとなっており、欧州も売越が減ってきている中で、ドイツ証券が買い越しに転じている点は興味深い。
ゴールドマンとモルガン・スタンレーの売り越しが多いが、ゴールドマンは金曜日の手口で買い越しており、若干方向が変わった可能性もありそうだ。
一方、オプションの建て玉を見ると、両社とも27500円のプット買いが目立つ。欧州系は売りも買いもあり、綱引きの様相になりそうだ。
10月はマイナーSQなので、オプション建玉に着目すべきだろう。
27000円か、27500円か、はたまたその上か
仮に27500円を超えてSQを迎えた場合、欧州系は先物手口は売り越しだが、オプションでは勝ち組が多くなる。
一方、米系はモルガン・スタンレーは苦しいが、それ以外は勝てそうだ。意外だったのはゴールドマンサックスで、28000円くらいまではプラス圏になっている点だ。
NYの今晩があるのでこれが鍵となりそうだが、仮に反転してくると、明日の日経平均が先週二日間の陽線を活かせる可能性があり、うまく反発してくると27500円は抜けそうだ。
逆にもう一丁NYが下げていくのなら、一旦27000円を割る可能性もありそうだが、そこまで売る理由を相場が見つけられるかどうか、少々疑問に思うところだ。
ここは希望が多分に含まれることになるが、今週中に27500円を抜けて、SQを27750円付近で迎える、といった予想図を頭に描いておくことにする。場合によっては28000円もありか。
となると、NYのSQは1週間後になるので、その反対方向に向かう可能性が高くなるので、当初の予想と一応辻褄合わせができることにもなる。
今日のところは一旦ここまで。
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