昨晩のNY市場は続伸。
ダウは小幅ながらも陽線で取引を終え、先週水曜の陰線を終値ベースで半値を超えて戻している。
これでなんとか戻せそうな位置に来たが、今晩はクリスマスイブで半ドン、明日はクリスマスで休場のため、一旦木曜の晩までこの後の動きはお預けとなる。
ナスダックも続伸。
ただ、こちらはまだ戻りが鈍いと言わざるを得ない。
ダウとは違って先週水曜までは買われていたのだから仕方がないのだが、クリスマス明けに戻せるかどうかといったところ。
いずれにしてもNYが休場の間、夜間の日経先物が暗躍する可能性は高そうだ。
先物39300円、日経平均は掉尾の一振へ
夜間先物は110円高、39300円と上昇。
漸くお膳立てが整ったように見受けられる。
お約束通り掉尾の一振の態勢に入ったと思われるが、そもそもその前の急落分が正直余計だった。
何はともあれ一旦は上昇傾向を取り戻したと言えるので、ここからは下値計算よりも上値計算を主に考えたい。
39200円台を抜けて行けたと判断するなら、次は39550円~600円台が次の目安で、その上は40000円の手前になるだろうか。
NYが休みに入るだけに、今晩あたりからどう動きのか気になるところだ。
日経平均はこれらを受けて今日は続伸と想定される。
右肩下がりの平行チャンネルではあるが、上限が39600円付近にあるので、その辺りが今日の最初の上値目安となりそうだ。
ここを抜けて行けるなら、先週火曜日の高値、39796円がその次の目安になる。
今日のところはこの2つを考えながらといったところ。
また、仮に一気に抜けていくなら40000円手前まではあってもよさそうだ。
下値は20日移動平均線の39050で、ここまで押し込まれたとしても39200円前後まで戻せるなら良し、戻せないと掉尾の一振はなかったことになりそうだ。
そうならないことを今日は祈りつつ相場に臨むことにしよう。