昨晩のNYはダウ、ナスダック、S&P500全てが高値を更新するも、利食いに押された結果となった。
ダウはざら場終値共に最高値更新。
上髭は出ているが今晩のCPI次第ではもう一伸びはあろうと言ったところ。
ただ、正直調整感が出てきたのは否めないので、それをどう凌ぐか注目したい。
上手く去なすことができるなら、昨年10月からの上昇トレンドを維持できそうにも思える。
ナスダックも同様にざら場で高値の更新はあったものの、終値ベースでは下げて引けている。
こちらの方が調整入りかと思わせるような日足に形になっているが、そこは今晩次第ではないだろうか。
日本時間の日中の先物の動きは気にしておこうと思う。
ここを跳ね返せればもう一丁、となるのだが。
先物580円高で日経平均は窓空け上昇
祝日の先物は昨日の想定の範囲で上昇。
目安の37450円を更に抜いての引けとなっている。
期待はあったものの本当にやるんだな、と思いつつ夜間の動きを時々見ていた。
先物のチャートからは上値目処は37800円付近なのだが、現物はというと、過去の高値ラインも見えているので、最初の目安はもう少し下になりそうだ。
1990年2月16日の高値が37674円、その上にあるのは同年2月6日の37887円が高値のラインとして見えている。
1月中旬からの短期のトレンドを見ると今日の目安はその間の37750円付近。
そう言った観点から考えて、高値の目安は37900円付近まで見るなら、一層の事38000円つけてしまえとも思うのだが、逆にそうなったら一旦利食いは必至となりそうだ。
今日そこまで一気に伸びてしまうと流石に調整も入りそうなので、窓も空くことだし今日は穏便に済ませて欲しい、などと勝手に思ってもいる。
スタートは先物に釣られて始まるだろうが、まずは先週末の高値37287円を抜いてからの話で、その上の目安は37500円付近、次が過去の高値ラインの37674円、となる。
多分今日は下値の計算はあまりしなくていい気もするのだが、一気に上がって落ちるケースもあるので、その場合は37287円を下抜くかどうかで決まってきそうだ。
最悪、長い上髭がまた出てきて終値37000円などと言ったことにでもなったら、NYよりも先に調整入り確定となるので、そこはできたら避けてもらいたいところになる。