昨晩のNYは反落。
ダウは史上最高値更新が続き、流石に息切れといったところになるのだが、それでもまだ持ち堪えられる可能性も残した様な日足。
今晩大きく下げなければ、再び上昇もありそうだが、そこまでの力が残っているかは微妙だろう。
投資家もファンドもいつまでも買い続けるわけにもいかないだろうし、短期で回転し続けるわけでもないのだから、どこかで止まるし調整は入ることになる。
できるだけ穏便に済ませてもらいたいところだが、そう問屋が卸してくれるかどうかは売り方次第となりそうだ。
ナスダックも同様に反落だが、こちらは少し余裕がありそうに見える。
1月に何度か調整があったおかげか、そう厳しい下げは出なさそうな雰囲気だが、高値圏であることは変わりないので、ダウの調整次第では影響も出そうだ。
右肩上がりの相場は売り時の判断が難しいのだが、NYの相場はそろそろそういった確認は必要な時期に入ってきたのではないだろうか。
先物は横這いで日経平均はSQまで重い可能性
夜間取引の日経先物は40円安の36340円となった。
どうも先週中頃から頭が抑えられている格好になっており、これはSQまで続く可能性もあるのだが、その前に抜け出すなら今日しかないだろう。
昨日も前場一瞬抜けるかと思ったのだが、朝高で終わってしまって正直残念だったのだが、それでもきちんと300円台に残したのには訳があるのだろう。
SQを36000円〜36250円のあたりで決着させたいのであればこのまま上下させずに持っていく必要があるのだろうが、仮にサプライズがあるのなら今日あたり何かあってもいいのだが、そこは期待しないほうが身のためだろう。
上値目安は昨日と変わらず36500円台が最初で、抜けられるならば36700円台まで行ってみてはどうか、という形。
下値は36000円までが良いところで、ただ仮にこれを下抜けていくと気分的にかなり悪くなるので、その場合引けまでに戻って来れないと、明日からガラッと変わる可能性も出てくる。
まあSQ直前で大きく動くことはあまりないのだが、下げに対しては用心しておくべきで、逆に言えば戻って来れそうなら押し目買いもあり、ということにもなるので、タイミングはみておくべきだろう。