昨晩のNYはまちまち。
ダウは71ドル高の35630ドルと高値を更新して堅調な様子。
昨晩の様子から右肩上がりは継続できそうな雰囲気で、企業の決算内容への期待もあるだろう。
雇用市場に関して求人数減が予想以上に少なかったため8月はFOMCがないのだが、利上げに対する警戒感はこれで後退と言える。
引き続きダウは堅調に推移できそうだ。
一方のナスダックは62ポイント安の14283ポイントと若干押し気味。
ただ、これも押し目と捉えるなら再度の上昇は可能そうで、NY市場全体は概ね良好と言っても良いだろう。
今週か来週にはナスダックの高値更新も再度みられるかもしれない。
堅調な彼方の国の相場は少々羨ましくもある。
先物軟調で33500円が再び遠のく
昨晩の日経先物は220円安、33190円と軟調な結果。
これで今日も33500円が遠退き、33000円からなかなか浮上できない1日になりそうだ。
国内企業の決算発表が続く中、夏休み入りも顕著になってくるため、上値を追うのがだんだん難しくなってくるこの時期ではあるので、やはり今の位置から33500円を抜けていくのは難しいようだ。
先物の終値を受けて今朝の日経平均は33200円台でのスタートとなりそうで、上値は限定的となるだろう。
33400円台が上値の目処になるが、それを抜ける様な動きが出たとしても、終値ベースで33500円を抜けてこないことには、ここからの上昇を確信する事はできない。
一方で33000円を割らなければ、割ったとしても窓埋めとなる32938円まで落ちてこなければ、大きな下落につながることもない、という認識で良いだろう。
今週はやはり勢いだけで一気に上がることが出来なかっただけに、戻り売りが鮮明な市場となっている様で、買われたとしても抜けきれないでいる。
今日もそれが続くなら、今週は良くても33500円までの範囲の相場が続きそうだ。