
直近のNY市場(2月24日・現地終値)は、ダウ +370.44ドル(+0.76%)の49,174・ナスダック +236.41ポイント(+1.04%)の22,864 と揃って反発した。
前日月曜に「AIショック+関税不安」で−821ドルと急落したダウは、メタ・プラットフォームズによるAMD向け最大1,000億ドルのAI GPU調達契約を契機に半導体・ソフトウェア株が全面的に買い戻された。
2月消費者信頼感指数(CB)も 91.2 と予想(86.8)を大幅に上回ったことも支援材料となった。
ただしFRB高官(クック理事)がAI起因の失業リスクに言及したことが上値を抑え、下落幅の約半値戻しにとどまった。
大取夜間終値は 57,990円・CME終値は 57,995円 と前日大引け(57,321円)比 +670円 超の大幅高で本日を迎えており、ドル円は 155.07円 台で引けている。
メタ-AMD「1,000億ドル」が救った夜──ダウ

前日(2月24日・現地終値)は 49,174(+370.44・+0.76%)で引けた。
月曜の急落(−821ドル)に対し約45%を取り戻したが、完全回復には届かなかった。
主役はAMD(+8.8%)とHome Depot(+3.1%)。
AMDはメタのAI推論インフラ向け多年契約発表を受けて急騰し、月曜に大きく売られた半導体・AIインフラ株の巻き戻しを主導した。
アンソロピックのClaude Code発表も当初懸念されたほどの破壊的インパクトとはならず、安心感が広がった。
一方でテキサス・インスツルメンツは設備投資計画への警戒から下落し、全面回復には至らなかった。
ダウはすでに引けており、49,174 の終値が本日の日本株市場のベースとなる。
上値を消化しきれなかった分、買い上がりには慎重さが残る局面だが、反発の流れは日本株にも波及しやすい。
想定高値:49,700 想定安値:48,400
復活した半導体、NVIDIA本番はこれから──ナスダック

前日(2月24日・現地終値)は 22,864(+236.41・+1.04%)で引けた。
月曜の下落(−258ポイント)を1日で取り戻した。
ナスダック100ベースでも+1.1%。
ソフトウェア銘柄が主導し、月曜に売られたパランティアやアドビも反転した。
夜間先物もすでに引けており、この水準が本日の出発点となる。
市場の最大の焦点は今晩(現地2月25日・引け後)のエヌビディア第4四半期決算だ。
コンセンサスは売上高 約660億ドル(前年同期比+67%)・EPS 1.53ドル。
第1四半期ガイダンスが 720億ドル超 を示せるかが最大のポイントであり、その結果は日本時間2月26日早朝に日本株市場へ反映される。
本日の日本市場は「決算前夜」として結果を持ち越す格好となる。
想定高値:23,400 想定安値:22,100
57,990円の夜間高値引き継ぎ、ギャップアップ寄り付きを想定──日経平均

前日(2月24日・大引け)は 57,321円(+495円・+0.87%)。
大取夜間終値 57,990円・CME終値 57,995円 を受け、本日の寄り付きは 57,900〜58,000円 前後と想定する。
前日大引けから約 +670円 の大幅ギャップアップスタートだ。
NYダウの反発がAIインフラ株を中心に日本株へ波及しており、古河電工・フジクラ等のAIインフラ関連に買いが先行するとみられる。
前場は58,000円台をキープできるかが焦点となり、維持できれば上昇モメンタムが続きやすい。
一方でエヌビディア決算を本日引け後に控えるため、積極的な買い上がりは限定的となりやすく、後場にかけては上値が重くなる場面も想定される。
58,000円 超えの定着が強気転換のシグナル、57,500円 割れは寄り付き高値掴みの整理売りが広がるリスクとして注視したい。
想定高値:58,300円 想定安値:57,400円 基本シナリオ大引け:57,700〜58,100円
夜間大幅高を受けたギャップアップ──日経先物

大取夜間終値は 57,990円。
前日日中取引終値(57,840円水準)から大幅に切り上げており、NY反発を十分に織り込んだ水準で夜間取引を終えた。
ドル円は 155.07円 台で引けており、急激な円高リスクは現時点では低い。
注目節は 58,000円。
この水準を維持できれば次の上値として 58,500円 が視野に入り、強気の展開が続きやすい。
下方では 57,500円 が直近の支持帯として機能するとみられる。
エヌビディア決算の結果は日本時間2月26日早朝(現地25日引け後)となるため、本日はその前夜として結果待ちの様相が強まるだろう。
ギャップアップ後に高値を更新できなければ、上ヒゲを残した一服となりやすく、持ち高管理には注意が必要だ。
想定高値:58,300円 想定安値:57,500円 注目節:58,000円(維持なら続伸、割れなら利食い先行)
※本記事は個人の見解に基づく相場観の記録であり、投資の推奨を目的とするものではない。投資判断は自己責任で行うこと。

