ダウは高値37,868.42ドル、安値37,520ドル、前日比260ドル安、終値37,520ドルだった。

ADP雇用者数が予想112千人に対し37千人と大きく下回ったことが重しとなった。
また、ISM非製造業景気指数も予想を下回り、経済への不安が広がっている。
トランプ大統領はFRBパウエル議長に対し利下げを要求しており、市場の注目を集めている。
さらに、トランプ氏と習近平氏の電話会談が予定されており、今後の動向が焦点となるだろう。
ナスダックは小幅に続伸。

高値19,945.45ポイント、安値19,590.09ポイント、前日比61.53ポイント高、終値19,460.49ポイントで終了した。
経済の不透明さが続く中、テクノロジー株への買いが続いたことが背景にある。
特に、AI関連銘柄や半導体セクターへの関心が支えとなり、上昇を維持した模様だ。
日経先物は反落、日経平均も下値試しへ
夜間先物取引は米国ADP雇用者数の結果を受けたダウの下落に影響された。

一時37,520円をつけた後、260円安の37,520円で引けた。
前日の上昇分をほぼ帳消しにする形で、横ばいの動きが続いている。
日経平均はこれを受けて反落でのスタートが予想される。

チャートでは、下降チャネル内で推移しており、直近の安値37,520円がサポートとして意識される。
上値目安は移動平均線の37,747.23円付近が目標となり、勢いづけば37,887円が視野に入る。
下値目安は37,520円を割り込むと、36,955.81円が次のポイントとなりそうだ。
SQ前の週末に向けて、難しい展開が続く見込みだ。