【朝の想定2025-1-6】一瞬の掉尾の一振から反落、先物も反落で日経平均大発会は厳しい展開

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あけましておめでとうございます。

2025年 巳年

2025年は「辰巳天井」の巳年。

相場の格言からすると天井形成の時期となるが、果たして今年の相場はどうなるだろうか。

昨年は確かに高値更新があり尚且つ急落もあり、結局7月が今のところ天井となっている。

今年はこれを抜けなければまさに格言通りの年となるのだが、まだ抜けられない位置ではない。

再度高値更新となるか、はたまた二番天井となるか、1月から3月までの四半期は最初の試金石となりそうだ。

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NY市場は調整色強し

年末年始のNY市場は弱含み。

ダウ 日足

ダウは昨年12月20日に漸く底を打ったものの反発しきれずに二番底探しの段階。

まだ二番底を打ったとは言い切れない形でここから反転できるかどうか、今週は年初の重要な時間帯となりそうだ。

12月4日の高値からの下落幅の半値位置は43500ドル付近なので、上にある移動平均線を抜けていかないと半値戻しとはならない。

まずはそこを目指せればと行ったところだが、今の位置だと下値のほうが気になって仕方ないだろう。

今のところは120日移動平均線と2024年5月からの平行チャンネルの下限が42200ドル付近にあるので、そちらが下支えに見える。

今週はそこまで下げるか、はたまた43500ドルまで戻していけるか、年初の方向性が決まる週となりそうだ。

一方のナスダックは二番底確認はこれからといったところ。

ナスダック 日足

12月高値からの底打ちは年初にクリアしたと考えると、二番底はこれからとも言えるが、普通にここから反発していってもおかしくはない格好にも見える。

ただ、短期的には下降トレンドとなっているようにも見えるので、今週は2024年11月15日からの平行チャンネルの下限19380ポイント付近を再度舌抜けるかどうか、下抜けた場合に60日移動平均線の19124ポイント付近まで再度下げるかどうか、といったところになる。

年初から厳しい選択肢を迫られるのはダウと同様だ。

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休日取引の差のものは一時39220円をつけての39610円

年末年始の先物取引は、一時39220円の安値をつけてから戻しての39610円となっている。

日経先物 日足

昨年11月28日からの平行チャンネルで見ればまだ上昇トレンド内と言えるが、短期的には下降トレンドでもある。

1つ前の11月25日からの平行チャンネルの下限39700円前後はギリギリ下抜けているので、今日はそのあたりが最初の上値目安となりそうだ。

その上の上値目安は10月15日からの下降トレンドの上限で、始値付近でもある39900円前後となるが、今日はそこまで戻せるかどうか、プレオープニングから現物の寄り付き、その後の9時半くらいまでが十曜な移管帯となりそうだ。

これらを受けての日経平均は、年末の一瞬の輝きとなった掉尾の一振からの反落をどうこなしていけるか、といったところになる。

日経平均 日足

先物の終値から年末の空いた窓は埋められそうな雰囲気だが、これを埋めて大納会の陰線を半値以上上回れるかどうかが最初のポイントだろう。

これが40100円付近となるので、正直厳しいかもしれない。

だが、これを抜けていけないとなると、今度は昨年12月19日から12月27日までの上昇分の半値押しとなる39380円付近が気になってくる。

今週はまずこの2つの値の間でどうなるか、それぞれに達することができるのか、はたまた抜けられるのかが重要と考える。

それらが今日達成されるか、あるいは明日となるか、週後半となるかは定かではないが、先にも書いた通り今日の寄り付きからの30分間はかなり重要な時間帯となると想定されるので、きちんと成り行きを見ておきたい。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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