【朝の想定2024-12-30】2024年の締めくくりはどうなる?―掉尾の一振で振り切って有終の美を飾れるか

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先週末のNY市場は反落。

ダウ 日足

漸く底を打ったあとの戻りは鈍く、5日からの下げに対する1/3程度の上げで終わってしまった。

ここから二番底探しとなるのが普通だが、今晩で年内の取引は終了となるため、少々歯切れの悪い終わり方となりそうだ。

下値の目安は最悪で120日移動平均線付近だが、その手前の42500ドル台までが順当ではないだろうか。

今のところ大きなネタは無いので、年末年始のご祝儀相場でもない限りは二番底確認後に再度反転上昇となるか、はたまたさらなる下げを見せるのか、ここは成り行きを見定めることにしたい。

ナスダックも反落。

ナスダック 日足

こちらも勢いよく底を打って戻してきたものの戻り切れずに、といったところ。

18日の陰線の分を戻しきれずに逆に再び半値の位置まで下げてしまった。

このまま二番底探しとなる可能性は高いと思われる。

ただ、20日移動平均線の付近で止まってくれる可能性は残っているので、ダウよりは悲観的ではないと言えよう。

いずれにしても今晩が年内の最終売買となり、二日空けて木曜日の晩からのスタートとなるため、そこで投資家たちの意識が切り替わるかどうか、といったところだ。

特に区切りもなくここまでの延長となると、ダウ同様少々分の悪い展開が予想されるが、ダウ同様成り行きを見るしか今のところはない、という状況だ。

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740円高の後90円安の先物、日経平均は掉尾の一振で有終の美を飾れるか

夜間先物取引は90円安、40140円で引けとなった。

日経先物 日足

26日の夜間取引から始まって、28日に大引けまで既に1000円超の上昇となっているが、流石に金曜の晩に39880円の安値を付けてのこの位置。

掉尾の一振はそこで終わりか、はたまた今日も高値を付けて有終の美を飾れるか、といったところだろう。

ご祝儀相場であれば、ここで一区切りとなる可能性もあるが、既に大納会の日は休みを取った市場関係者が今年は多いとも聞く。

そうなると参加者が少ない中、誰が主導権を握るのかで様子は変わってきそうだ。

日経平均 日足

個人的な希望は高値更新だが、期待はそれほど出来ず、チャート的には高値決まりになりそうな形でもある。

終値が10月高値とほぼ同じ位置というのも気になるところ。

そのため、40500円付近まで金曜は上げているが、今日は底を抜けきれなければ反落、ということになりそうだ。

抜け切るには40800円台が必要と考えると、少々厳しいかもしれない。

下値目安は夜間先物の安値、39880円あたりかそれ以下。

40000円を維持できなければ有終の美は飾れず、年初の期待も正直薄くなって年末を迎えることになりそうだ。

参加者が少ない分、閑散に売りなし、となるかどうか、今日はそういった少々受け身な1日になりそうだ。

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