昨晩のNYは綺麗に反発。
369ドル高でほぼ前日の陰線を否定、底堅い動きとなった。
昨日、ここで下げると調整入りという書き方をしたが、きちんとクリアしてくれたようだ。
今晩にもよるだろうが、とりあえず直近の調整入りは回避できたのではないだろうか。
とは言え今晩の失業率や週明け火曜の製造業景気指数など指標の内容次第では再び下落も可能性はあるので、しばらくは要注意といったところだ。
ナスダックも大幅な反発。
下髭あっての陽線は良い結果で、ダウ同様こちらも下げは回避できた様に思える。
ここからが大事なのだが20日移動平均線がまだ気になる形なので、これをクリアするにはもう2〜3日は横這いよりも少しでいいから上昇を続けてもらいたいところ。
少々窮屈かもしれないが、レンジ内のを落ち着いて右肩上がりで進んでくれたら理想出来なのだが、こればかりは勝手な話なのでそううまくはいかないだろう。
いずれにしても、要所で反発できた点は大きいと思う。
先物190円高でようやく日経平均も動けるかどうか
昨晩の先物は190円高、36110円での引けとなった。
帳消しにされた昨日の陰線を半値ほど戻してきたのだから、今日ここで再度上昇できるなら、何度目かの正直かはわからないが、今度こそは、とちょっと期待している。
日経平均は昨日の日足が十字線だけに終値から100円ほど高い位置からのスタートは先にも書いたが期待したくなる格好。
上値を期待するならまずは一昨日の高値付近、36300円前後となるが、その上を見ると先週24日の36400円台となる。
欲を言えば36600円前後まで見に行って欲しいところだが、流石にそれは欲張りすぎだろうか。
SQ1週間前でもあるので、ここでの過度の上昇は久々の節分天井となる可能性もあるのだが、相場の参加者が口を揃えてそれをいってくれるのなら、来週更なる上昇も少し期待できるかもしれない。
大勢が同じ意見になった時は大抵反対方向に向かうことが多いのだが、果たしてどうだろうか。
下値の目処は35950円付近から下となる。
ここまで下げてしまうと昨晩の先物の動きが否定的になるので、再び暗鬱な気分になることだろう。
出来ればそれは見たくない形なのだが。