昨晩はNY市場がクリスマスで休場。
そんな中で日経先物の夜間取引は今まで以上に小動きで、結果横這いとなった。
昨日の大引けで39200円まで買われて、これで少し動きが出るかと思ったが、結局夜間取引は上下120円幅の小動きに終始した。
主体性の無さ呆れるくらいの状況だが、これが今晩変わるかどうか、それとも年内もずっとこのままなのではと疑いたくなる気分だ。
とは言え、今日は権利付き月内年内最終売買日となるため、最後の追い込みの売りやクロス商いが出るだろうが、その中で方向性が出てくるのかどうか、注目したいところ。
39400円前後まで抜けて行けるなら、形なりにも掉尾の一振はあったというけっかとなるだろうが、これが失速でもしたらクリスマスどころか年末のモチ代稼ぎにおならない寂しい終わりかとなりそうだ。
現物のチャートは、点の取り方や線のひき方で若干先物とずれているが、いずれにしても今日明日で決着がつきそうな形になっている。
12月最初の高値の後の安値を付けた6日からの下降平行チャンネルと、11月25日の高値から引いた上昇平行チャンネルの交差している点が39350円付近、12月27日。
先物の方は今日交差していて39380円なので、やはり39400円付近が最初の関門といったところだろう。
ここを抜けて行ければ上昇傾向、抜けられず頭が抑えられたら下降という分かれ道が、明日のざら場か今晩になる、という見方だ。
日経平均のチャートとしては、今日は兎に角下げ過ぎないことが重要で、昨日も書いたが39000円を割れていくことは避けてもらいたい。
また、今日明日で決着を付けられないなら、年内は30日の大納会を待たずして閉店ガラガラ、ということになると考えていいだろう。
流石にそんな寂しい終わり方はやめてもらいたいものだが、こればかりは相場次第なので、座して結果を待つのみ、というのが今日の心境だ。