週末のNYは雇用統計など指標はまずまずだったものの、換金の売りが先行、ダウは大幅続落となった。
高安の半値押しにまでは到達していないが、40000ドル割れると半値押し確定で、その先、120日移動平均線くらいまでは押してもおかしくない位置になる。
9月は指標よりも換金の売りが増える月でもあり、ここまで綺麗にチャートがお辞儀をしているのだから素直に受け止めるしかないだろう。
どこで止まるかはなんとも言えず、市場に聞くしかない、といったところだ。
ナスダックも大幅に下落、こちらは半値押しとなった。
このままだとダウよりも下げは厳しくなり、過去の高値ラインや240日移動平均線までの下げが予想される位置。
NVIDIAなどのハイテク部門の下げ牽引することになるのだが、もうしばらくこの下げには付き合う必要がありそうだ。
先物1210円安、日経平均は再びブラックマンデーに
週末の夜間先物取引はNYの下落を受け、1210円安の大幅下落となった。
結局、ブラックマンデー再びとなりそうだ。
戻り高値の半値押しは34700円付近なので、あと450円ほどしかなく、ナスダックに続い日本市場も半値押しとなりそうだ。
このまま下げ続けるとして、先の安値までは流石にと思うが、34000円や33000円は割と現実的かもしれない。
尤も、ブラックマンデーとなって下げたとしても、前回同様翌日には戻りもあるので、タイミングを逸しなければ取り戻すこともできなくはないだろう。
日経平均の半値押しは35100円付近なので、先物に鞘寄せした場合、達成まで割と早そうだ。
前回は最後の大陰線の翌日に戻りを見たが、今回はどうだろうか。
早ければ引けを前に戻る場面もあるかもしれないが、ここは素直に引けまで引きつけれ待つことを考えた方がいいかもしれない。
何れにしても今日はどうしようもない日になるので、冷静に換金するなり目を瞑るなりしてやり過ごすしかないだろう。