月末で週末のNY市場はダウが大幅続伸で史上最高値更新となった。
勢いの止まらないダウだが、7月の青天井状態は3営業日で終了となったが、今回はどうだろうか。
史上初の42000ドルも視野に入ってきたが、明日の晩のISM製造業指数にもよるだろうが、少なくとも今晩は続伸が期待出来そうだ。
一方、ナスダックもようやく底打ち反転かといったところ。
20日移動平均線で止まったようにも見える形になっており、18000ドルへの回帰も期待できるかもしれない。
ただし、ダウが勢いを失った場合にナスダックも再度首を垂れる可能性はあるので、当面は全体的な動きを意識しつつ参加するのが望ましいだろう。
先物350円高で39000円台回復、日経平均は窓空け上昇へ
週末の夜間先物取引は350円高、39060円と39000円台を回復。
月替わりの取引でもあり、漸く長い停滞期間を抜けたか、といった形になった。
8月頭の下落直前の高値に近づいており、見様によっては再度同じような調整が入るのでは、と思いたくもなるかもしれない。
が、少なくとも今回は総裁選前ということもあって、日銀が妙なコメントを出すことも無いだろうし、政治家たちもマスコミを賑やかすような発言をするとは考えにくいので、今回はもうしばらくこの上昇が続くであろうと思われる。
そういった視点から、日経平均は少なくとも今日明日は安泰ではないだろうか。
先物に鞘寄せするとして、39000円台もしくはその手前からのスタートとなると考えれば、窓を空けての上昇となる。
上値の目標は少々都合のいい話にはなるが、39300円台から39400円前後を想定する。
6月から引いている平行チャンネルの下限にあたる部分だが、7月最終週の高値付近にもなるので、その辺りが最初の関門となりそうだ。
ここを今日明日で抜けていけるなら、40000円台回復も今週見れるかもしれない。
尤も、それが1日で達成できてしまう可能性も無きにしも非ずではあるが、そこまで市場に力があるかどうかは微妙だ。
下値は週末の終値38700円前後までを一応想定しておくべきだろうが、そこまで弱いのならそもそも今日の引けで39000円台は維持できないだろう。
その場合は残念な月初となりそうだが、そうなるとも思い難いところだ。
因みに今晩のNYや先物次第となるが、今日は月初でもありまた今月は二日新浦でもあるため、急上昇があってもおかしくは無いため、明日明後日で窓を空けて上昇が続く可能性も若干ある。
その場合に水曜まで連続で窓が空くようなら、三空から再び調整入りというケースもなくは無いのだが、流石にそれは穿ち過ぎだろうか・・・