昨晩のNYはナスダックが続伸、ダウも下げ止まったかに見える。
一応20日移動平均線にはタッチしているので、今日踏みとどまれるなら下げ止まったと考えても良いのだが、指標の発表が金曜なので先取りは難しいかもしれない。
今晩は様子見となりそうだ。
一方のナスダックは2連騰。
どうしてもこの角度が好きなのか?と言いたくなるような戻り方ではあるが、こちらも週末の指標は気にすべきところなので、戻るとしても先日の高値の手前までだろうか。
今晩はそこまでとして、明日の晩が分かれ道となりそうだ。
先物は前日足の半値押しから全値押しとなると日経平均は窓埋め目指すことに
先物の夜間取引は一時39330円まで押しての200円安、39420円での引けとなっている。
昨日の高安からの半値押しが39410円なので、概ね半値押しの位置で引けているのだが、ここからさらに下がるとなると現物の方は昨日空いた小さな窓を埋めにいくことになりそうだ。
窓を埋めるのは良いが、そこからどうなるのかが気になるところ。
6月17日の安値からの上昇幅は1838円ほどで、39175円付近で1/3押しとなる。
そこまでで止まって今週踏ん張れるなら、週明け火曜くらいまでは再度上昇も可能に思える。
SQまでは間があるので更にもう一丁上を目指して40000円の大台も夢ではないだろう。
ただ、今日の権利落ちと月替わりのリバランスなどなど、益出しの売りも嵩む時期なので、そう簡単に買いの手が振られるわけでもない。
状況次第では次の金曜に向かって今度は反対方向に揺らしてくる可能性もあるので、今日明日は要注意だ。
これらを踏まえると、下値の目安は先物の安値から考えると最初は39380円付近、そこから下は昨日の安値39233円、その下が一昨日の高値39215円となる。
そこを更に一気に下抜いて売られると、今度は先の上昇分に対する半値押しとなる38870円付近までとなる。
ただし、39000円の節目や過去の高値ラインの38975円など、もろもろ下値支えもあるので、そう簡単に一本調子に下げることもなさそうだ。
まずは寄り付きから10時までの間にどこまで売りが出るのか、反転できるのかを見てから後場を考えることになるだろう。