昨晩のNY市場はダウが大幅続伸。
半値戻しからさらに上昇と勢いが付いてきた模様。
上髭が気になるところだが、39000ドル台は維持できそうな格好になった。
ファンダメンタルズではなく需給の都合の方が大きいのだろう。
指標に対してはおそらくインフレ方向の結果となる予測がされており、金利云々ではなく明らかにナスダックやS&P500を利食いしてダウに向かったという単純な話に見える。
となるとナスダックが止まったところでダウも止まって、そこから次のステージへ、となるとしたら、今週一杯くらいだろうか。
一方のナスダックは大幅に続落。
やはりここは20日移動平均線まではしかたないように見える。
そこで止まるなら短期的な調整で済むのだが、ダウも含めて次のステージがまだわからないので、その先は今週後半の状況次第といったところ。
日経平均の上方ブレイクも先物30円安で39000円が遠のく
昨晩の日経先物夜間取引は一時39000円に迫るところまで行ったものの結果は30円安。
形だけ見ればまだ上昇の余地はありそうだが、39000円タッチという一点においては、ほぼ達成となって、再度引き戻されそうでもある。
とはいえここまでの形を見ると徐々に切り上がってきているので、期待できなくもなさそうだ。
そういう点で日経平均は今日、再び正念場といったところだろうか。
先週からもう何度「正念場」といったような言葉を書いているだろうか。
チャートの日足の上下を見ればわかると思うが、それくらい微妙な上げ下げの連続で、結果的には右肩上がりになってはいるものの一進一退の連続。
今日ももしかしたら2営業日前のような十字線になる可能性もあるのだが、週の火曜で月内最終前日となると流石にここは方向性が出てもいいのではないだろうか。
期待をするならば39000円まで伸びて欲しく、更に希望を述べるならば6月の高値付近まで、ということになる。
逆に今日もまた足踏みさせられるのであれば、中途半端な結果ではなく38400円台か、その下の38200円台まで、とも思えるのだが、タイミング的にはそうならない気もしている。
何れにしても今日は再度結果が出せる日のはずなので、ハッキリした結果が出て欲しいところだが、どうだろうか。