昨晩のNYはダウ続伸、それ以外は横這い。
続伸とは言いつつも20日移動平均線を抜いて終わることは叶わず、窮屈な状況に変わりは無し。
徐々に反発しているようにも見えるが、来週のFOMC待ちという点ではあまり大きな動きにはならないように見える。
雇用統計が実は少なかったとか、ECBの利下げにFRBも追随するとかニュースが飛び交っているが、決まるまでは憶測でしかないので結局需給に任せた動きになりそうだ。
来週はその結果次第で動きが出るのだろうが、予想通りの結果だったとしても一瞬の上昇に対してその後売り込まれるような形にだけはなってほしくない、のだが、どうだろうか。
ナスダックはほぼ横這い。
流石のNVIDIAもそろそろ、と書いた通り反落していたが、何れにしても一気に上昇した分、多少なりとも売りが出るのは常。
ここからはその上昇が順張りだったのか買い戻しだったのかで方向性が変わって来るのだが、金利動向もあるので流石に窮屈な動きになるのではないだろうか。
NVIDIAの分割後の動き次第では、方向性が変わることもあるので、注意したい。
先物100円安、上下の動きが狭くなりつつある日経平均は小反落でスタート
夜間先物取引は一時38500円台まで下げてからの38660円の引けとなった。
そろそろ結果を出す時期になってきた、と思うのだが、月曜なのか、火曜なのか、つまり、今晩なのか週明け月曜の晩なのか、その辺りで動きが切り替わるのではないかと想定している。
チャートで見ると、上ならばSQは39000円台へ突入、下ならば38000円割れも視野に、となりそうなのだが、意外に底は硬いようにも思えるので、SQが下ならばその先は7月に向けて上昇もあるのか、などあれこれ考えてしまう。
何れにしても今日日経平均は恐らく反落して始まる。
下値の目安は60日移動平均線の38450円付近、上値は相変わらず38950円付近で、先物主導が続くなら、ざら場ではどちらに向かってもそれ以上にはならないのでは、とも思える。
窮屈で退屈な相場になるかもしれないが、SQ1週間前なので、動きは難しい1日、と考えるのが妥当に思える。
先の目安を大きくブレイクした場合は、火曜に向けてその反対に動く可能性も出て来るので、単純に乗るには危険が伴う相場だと考えている。