午前の日本市場は、前日のNY市場の大幅反発を受けた流れを引き継ぎ、続伸する展開となった 。このまま堅調な推移を維持できるか、午後の展開が注目されるところである。
日経先物・日経平均は後場、上値を探る
NY市場の力強い動きを背景に 、前場の日本市場は堅調に推移した 。
後場の市場では、この勢いを維持し、さらに上値を試す展開となるかどうかが焦点となる。
日経先物(NK225!)は、前場の取引で一時38,380円まで上昇した後 、37,940円(+120円、+0.32%)で前場を終えた 。

チャート上では、EMAが依然として上向きつつあり、上昇トレンド回帰の兆候が継続している様子が見られる。
後場の日経先物における上値の目安としては、前場の高値である38,380円付近 を突破できるかがまず注目されるだろう。
その上には、チャート上のトレンドチャネル上限付近である38,800円台、そして心理的な節目である39,000円が意識される可能性がある。
下値の目安としては、前場の安値である37,860円付近に加え、上向きのEMA群がサポートとして機能するかどうかが重要となるであろう 。
中でも、EMAの最下部である37,122円付近 やトレンドチャネル下限が下値支持線となりうるだろう 。
日経平均(NI225)は、前場を37,918.81円(+194.92円、+0.52%)で終えた。

前場の高値は38,178.73円であり、38,000円台に乗せる場面も見られた。
チャートでは、EMAが上向きに変わりつつあり 、上昇トレンドチャネルの上限に近づいている状況である 。
後場の日経平均における上値の目安としては、前場の高値である38,178.73円付近をクリアできるかどうかが最初のポイントとなるだろう。
その上には、チャート上のトレンドチャネル上限付近である38,500円台 、さらに38,800円台 が視野に入る可能性がある。
下値の目安としては、前場の安値である37,896.25円付近 や、上向きに転じたEMA群がサポートとして機能するかどうかが注目される。
特に、EMAの最も下にある37,099.13円付近やトレンドチャネル下限 が重要な下値支持線となりうるだろう。