【朝の想定2024-5-20】週末のNY横這い、先物50円安、日経平均は揉み合い─39000円は遠く

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週末のNYは横這い。

ダウ 日足

ダウは終値で40000ドル達成。

ただし、ここからもう一段、というのはまだわからない状況。

確かに1つ前の踊り場から抜け出したのはうまく回っているという印象でもあるが、循環物色で上昇するなら少々ペースが早いようにも思う。

とはいえ上昇傾向が止まったわけでもないので、もうしばらくの間、高値更新が続く可能性は否定できないので、まだ弱気は禁物と言ったところだろう。

ナスダックは小幅に続落。

ナスダック 日足

ダウよりも素直な形にも見えるチャートになっているのだが、今晩と明日を耐えたらもう少し上があってもいいじゃないか、と思わせる形。

3指数とも最高値更新が続いているが、異常な過熱感があるわけでもないので、進み方を間違えなければもうしばらくは今の位置を保てるようにも思う。

とはいえ永久に続く上昇はないので、それがいつ止まるのかは気にしながらの今週、というったところになるだろう。

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先物50円安で日経平均は揉み合い、週末にかけて不安定な動きが続く

週末の夜間先物は50円や、38690円での引けとなった。

日経先物 日足

20日を前に抜けきれなかったので、ここからは不安定な状況が続きそうだ。

39000円は一応上値の目安としてまだ残っているが、抜けることはまずないので、そうなると反対方向への圧力が徐々に強くなっていく可能性が高い。

日経平均も移動平均線が下にあるので、支えとしては昨日するだろうが、どこかで下抜けてしまうと一気に方向感が変わってくる。

日経平均 日足

38477円の20日移動平均線と293円の60日移動平均線が今週前半の下支えになるが、上値は38875円の過去の高値ラインが抑えになっているので、上下決められたような形だ。

ファンダメンタルズを考慮するとここから上を買い上がるには難あり、という状況だけに、5月後半に入ってリバランスやら何やらがあるので、状況としてはあまりいい印象にはならないだろう。

前場は38500円台まであっての後の反発がどこまで伸ばせるか、という形を想定しているが、弱気でスタートすると得てして反対方向に向かうこともあるので、決め撃ちせずに確認してから行動するべきかもしれない。

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