【朝の想定2025-6-20】NYは休場、先物はじり安、中東情勢不透明で原油高継続─週末の日経平均は週半ばまでの上昇を打ち消して続落の見込み

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昨晩のNY市場は奴隷解放記念日で休場。

日経先物は上値重くじり安となり、60円安、38450円で引けている。

日経先物 日足

水曜の上昇分をほぼ打ち消した格好となった前日の日足に続き、夜間先物の日足は火曜の上昇分に対しても同様に打ち消す形となっている。

このままざら場で反転することなく進んだ場合、下に見える20日移動平均線38032円が最初の目安となりそうだ。

奇しくも5月31日からの下降トレンドレンジの上限とも重なっており、逆に言えば少なくとも1回は止まる位置とも言える。

中東情勢が不透明なまま、米国の参戦もあり得る状況となっているため、原油価格は上昇したまま高止まり。

まだ世界経済に大きなインパクトを与えているわけではないが、ここで長引くと各国のインフレが悪化する可能性もあり、あまり楽観はできない。

そういった状況で週末を迎える日経平均は上値の重い展開から続落となりそうだ。

日経平均 日足

先物のチャートとは少し異なり最初の下支えは38280円付近にある5月22日からの上昇トレンドレンジの上限で、その下は昨年12月19日からの下降トレンドレンジの上限の38080円付近

この2つが今日の下値の目安となりそうだ。

一方で、朝7時現在のCME先物は38600円台にまで急騰しており、仮にこのまま大証先物に週前半の勢いが再度起きるようなことがあるならば、一旦、上値目安としては昨日の陰線の半値付近、38670円前後が考えられる。

これを上抜けることができるなら、再度上昇継続の可能性も出てくるのだが、20日の週末だけに、どこまで期待できるかは疑問の残るところだ。

今週は火曜水曜の動きが少々特殊だったため、予想しづらい状況が続いているが、仮に今日反発できるのなら、月末に向けてもう一段の上昇は期待してもいいかもしれない。

週末の間に中東情勢が良い方向に向かう可能性もあり、その場合は週明けから上昇というパターンも考えられるのだが、今はまだそこまで楽観的にはなれない。

まずは前場の動きに注目したい。

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