昨晩のNYは感謝祭で休場だったが、その前の23日の晩は上昇。
1/3押しがあっての翌日陽線でトレンド維持、今日は週末でもあり連休を取る向きも多いだろうから、参加者は少ないかもしれない。
クリスマス商戦も始まる中、来週はここまでの上昇に対して反対売買も出てくる可能性があるので、今晩は最後のひと伸び、といったところだろうか。
12月は調整が入るだろうと思われるが、その感触は来週前半で測ることになるだろう。
ナスダックは高値更新したのちに押されてこの位置。
ダウよりも少し先行して見えるが、今晩から調整に入るなら、12月の押しは意外に早く済むかもしれない。
下に空けた窓を埋めに行くタイミングが調整後の底打ちになると思われるので、12月のどの段階で埋まるかが鍵になるだろう。
何れにしてもNYは去年同様、12月は調整色の濃い時間帯になるのでは、と考えている。
休みの間の先物は順当な動き、日経平均は高値に再挑戦
祝日の先物は33710円とあまり大きな動きにはならなかった。
高値更新をざら場に預けた格好だが、これはこれで良かったと思う。
鬼の居ぬ間の洗濯はあまり嬉しいものではないので、これで今日のざら場は少し見通しが良くなった気もする。
33700円台付近での窓空けスタートとなるだろうが、22日の高値が33600円なので、少し押すことで窓は埋められる。
それが9時半までか10時までかかるかはわからないが、前場早い時間帯で押して戻れるなら、再度高値を取りに行ってもおかしくはない。
ただ、いずれにしても後場まで行った行ったにはならないだろうから、結局陰線で終わる可能性もあり、その場合は週明けから調整が始まるので今日は短期売買で行くべきだろう。
高値挑戦もなくずるずると下がるのは嫌なのだが、朝の一瞬で勢いがなくなってしまった場合は、一気に33200円付近まで下落する可能性もあり、今晩のNYを待たずして先に調整入りとなる。
ただ、まだ権利付最終売買日は先なので、それまでは維持してくることも考えられるので、そう派手な下げにはならないと考えている。
そういった観点から、上値は先日高値の33870円更新、34000円までを考えておいて、下値は33345円の過去の高値ラインと、ダメ押しで33187円までを想定しておくこととなる。
実際下値はそこまで行かないと思いつつも、一応警戒するという考え方になる。